みなさんこんにちは。今回は、悪口を言われた時の対処法と心の整え方をテーマにお話したいと思います。
悪口を何時も言っている人は、潜在意識に何らかの間違えた考えがある人です。一見すると、攻撃的な意図をもって悪口を言っている様に見えますが、心が苦しいから悪口を言わざるを得ない、というのが正しい見方です。
悪口を言われて頭にくるかもしれませんが、言い返せば、同じ土俵での闘いとなってしまいます。悪口を言う相手は魂レベルが低い人間だということを認識し、自分を落ち着かせましょう。頭に来てる時の気持ちの鎮め方も紹介していますので、是非、参考にしてみて下さい。
潜在意識的に正しい!悪口を言う人との向き合い方3つのポイント
悪口を言う人に対して、責める気持ちを持ってはいけません。相手を一切責めず、何も変えようとしないで乗り越えるのが、大人の対処方法だと思います。
ネットや職場での悪口はスルーするのが基本
悪口に対して、相手に言い返したり、自分の正当性を主張する人がいますが、反応したら負けだと思って下さい。あなたに幾ら非があったとしても、悪口を言って良い理由にはなりません。文句があるなら本人に言えば良いですし、こうするべきだという主張があるなら、それを言えば良いのです。
そもそも論理的に系統立てて悪口を言う人は、滅多にいません。悪口を言っている殆んどの人は、「あいつは馬鹿だ」とか「のろまだ」等、小学生が言いそうな主張しか出来ていません。また、本人が一生懸命知恵を絞って嫌みを言う人もいますが、大した内容でない上、嫌みを言っている本人が精神的に病んでいるケースが多いです。
悪口を言われて頭にくるかもしれませんが、悪口しか言えないレベルの人達です。嫌いな人参やピーマンに対して腹を立てている子供と同じで、コミニケーションを取れる人間が限られている人達だと思えば良いのです。
この様に考えると、悪口に反応する事すら馬鹿馬鹿しいと思えます。少なくとも同じ土俵に立って、悪口を言い合いする様な愚かな事はしない方が良いでしょう。
悪口を言う人の正体についてしっかり観察する
悪口に過剰に反応してしまう時は、何も考えられなくなっている状態です。子供同士の喧嘩で、相手に叩かれた子供が「痛いな~!」と言って叩き返すのを繰り返しているのと同じです。また、子供の喧嘩を見ていると分かりますが、相手に仕返しをして気分が良くなる事はありません。寧ろ、次第に気分が悪くなり、怒りに囚われた状態に陥ってしまうのが殆んどだと思います。
悪口を言わせない為に、また、自分の心を落ち着ける為にも有効なのは、相手をしっかりと観察して正体を見極める事です。この際、「あの人は、私の何処を見て劣等感が刺激されているのだろう?」という目で見るのがポイントです。
悪口を言うという事は、相手の評価を落とそうとしているからです。わざわざ悪口を言って評価を落とさなければならないのは、劣等感に苦しんでいるからです。この劣等感と悪口の関係が分かると、落ち着いた気持ちで観察出来ます。しつこく悪口を言い続けている様なら、正体を明かそうとするだけで、二度と悪口で言えなくなります。
悪口を言われたのが自己責任だと思う様にする
人から悪口を言われた時に重要なのは、決して文句を言わず、絶対に人の悪口を言わない様にする事です。
潜在意識的な考えでは、過去にあなたが言った悪口、或いは、あなたの潜在意識に自己否定の考えがあるのが原因です。この原因と結果の関係について、因果という言い方をします。相手に言い返したり、起きた現象に文句を言ってしまうと、再び同じ様な現象を引き寄せてしまいます。
問題なのは、2回目、3回目と繰り返し引き寄せるに従い、より大きな災いとなってしまうのです。例えば、潜在意識に「他人の財産を奪っても構わない」という考えがある人は、人にお金を騙し取られる、という経験をします。因果の解消が上手く出来ないと現象が大きくなると説明しましたが、「通り魔に襲われて、小銭しか入っていない財布を奪われた」という事件が起きているのを考えれば、どういう意味か分かると思います。
潜在意識が現実を引き寄せている以上、現実に起こる事は、全て自己責任です。何が起きても文句を言わず、腹を立てないゲームだ位に思っておくと良いでしょう。
潜在意識のワークを習慣にしておく
潜在意識について理解を深め、日頃から言霊等のワークをしていれば、いざ誰かに悪口を言われた時でも、間違えた言動をしないで済みます。とくに、悪口を言い返してしまったり、相手に文句を言ってしまうと、再び悪い現実を引き寄せてしまいます。
また、常に否定的な言葉を使わない様に注意するだけでも、悪口を言われた時のダメージが違います。自尊心が低い人は、悪口に過剰に反応してしまい、理性を失ってしまったりします。肯定的な言葉だけを話し、潜在意識を整える訓練をしている人は、何があってもお坊さんの様に落ち着いて対処出来る様になるのです。
アファメーション等を習慣にすれば、自分が望んでいる現実を引き寄せる事も可能です。悪口を言ってきた相手と分かり合えたり、自分に相応しい職場で活躍出来る様にもなります。
潜在意識を活用した波動の整え方・気にしない方法
次に、潜在意識を活用して、心をポジティブに整える方法や気にせずに済む方法について紹介します。怒りで取り乱している様な状態なら、30分位の運動をしてから取り組むと良いと思います。
悪口を言った相手の幸せを願う
「そんなのムリだ!」と思うかもしれませんが、悪口を言ってきた相手の幸せを願えれば、問題は消えます。更に、悪口を言う位の事しか出来ない相手よりも、格段に魂力が上である事を見せ付ける事にもなります。
逆の立場で考えると分かります。あなたが嫌っている人の悪口を言っている事が相手に伝わり、どう反応するかと様子を伺っていたら、自分の幸せを願っていたら驚く筈です。
驚くだけに留まらず、潜在意識が書き換えられて、相手を好きになる事もあります。潜在意識は、驚いたりした際に、書き換えられ易いからです。
先ずは、悪口を言ってきた相手を許す事から始めましょう。相手の事を頭の片隅に置いて、只管「許します」と唱えていると、潜在意識が書き換わるのが分かります。また、悪口を言われた自分も意識して、「許します」と繰り返し言う様にします。
また、「あなたの悪口を言っていたよ!」とわざわざ伝えてくる人には、「私は、△△さんに感謝しているし、尊敬しているよ。何かの間違いじゃない?」と言っておきます。陰口に対しては、陰褒めで無視をするのが最も効果的です。
悪口を切っ掛けに自分のネガティブな考えを修正する
悪口を言われて、頭にくるのは、自分がネガティブな考えに囚われてしまっているからです。
例えば、誰かに「あの人は足が短い」と言われたのを起こっているとしたら、自分で「足が短いのを許さない」と思って苦しんでいるのが表面に出ただけ、という意味です。元々否定的な考えが自分の中にあり、悪口は、切っ掛けに過ぎません。
潜在意識的には、「足が短いのを許さない」と思っているので、もう一度、そう思いたくなる現実(悪口を言われる事)を引き寄せているのです。
先ずは、冷静になって自分が何に腹を立てているのか、という点を観察してみて下さい。そして、潜在意識にあるネガティブな考えに気付いたら、それを修正すれば良いのです。「足が短いのを許さない」の場合なら、繰り返し自分の脳に向かって「自分の足に感謝します」等と言えば良いのです。
潜在意識にある、自分の考えの間違いを修正すると、不思議と悪口を言った相手への怒りが収まります。落ち着きを取り戻す事が出来たら、潜在意識のネガティブな考えに気付かせてくれた「悪口を言った人」に感謝をすれば、問題は一切無くなっている筈です。
相手が腹を立てている場合の対処法
自己否定の考えは、自分自身に向けての怒りであり、自分を許さないという考えです。この考えが潜在意識にあると、無意識レベルで非常に苦しみますし、ネガティブな現実を引き寄せる事に成ります。
例えば、只の悪口ではなく、怒りに満ちた憎悪の言葉を言われていたとしたら、あなたの潜在意識の中に強い自己否定の考えがある筈です。その様な時は、自分に怒りを向けてくる相手をしっかりと観察して、何に腹を立てているのかを突き止めて下さい。例えば、「仕事でミスばかりするし、遅い!」という理由で相手が腹を立てているなら、あなたが「自分は仕事が出来ないダメな人」と思っている可能性があるという意味です。
怒りの原因について分からない場合もありますが、そういった時は、必ず似た現象が起きます。よくよく考えてみると「10年以上も前から、似た現象が続いていた!」という事もあります。人生で苦しい思いをしてしまう事もありますが、その場合は、その学びがあなたの人生のテーマの1つになっているのです。
悪口を言われて頭に来たら言霊を唱える
誰かに悪口を言われて、気分が悪くなってしまったら、ポジティブな言葉を唱えて意識を悪口から背ける様にします。潜在意識による引き寄せでは、17秒以上不快な気分に浸っていると悪い現実を引き寄せる可能性があると言われています。そして、68秒以上、ネガティブな気分が続くと、ほぼ確実に悪い現実を引き寄せる事に成ります。
同じ様な悪い現実を引き寄せたくなかったら、気分が悪くなりそうになったら直ぐに「許します」とか「ついてる」等、肯定的な言葉を繰り返し唱える様にして下さい。暫くして心が落ち着いたら、他の対処法も併せてやる様にすると、より効果的です。
また、悪口を言われてキレそうになったら、キレる前にキレてしまうのもオススメです。感情が未来の現実を創っているのですから、冷静でいられる間にキレた振りをすれば悪影響が無いからです。
何れにしても、悪い感情にどっぷりと浸かるのは危険なので、其れだけは注意する様にして下さい。
ネガティブな感情を手放すのが難しければ要らないと考える
誰かに悪口を言われて、気分が悪いのが続いてしまったら、悪口を言った人との関係について「要らない!」と宣言してしまいましょう。職場の同僚だと、その人との関係性を重要だと思い込んでしまい、これ迄通りの関係性を築け無くなる恐怖が怒りとなって現れている場合があるからです。
自分の脳や潜在意識をイメージして、きっぱりと「要らない」と宣言すると、不思議な位気持ちが落ち着いてくる事があります。
それでも、気持ちが落ち着かない状態が続く場合は、悪口を言われてしまった自分を情けないと思い、潜在意識で許せないと思っているのです。この場合は、1,000回位「自分を許します」と肯定してあげると、気持ちが楽になります。
また、出来れば、不快な感情を68秒以上続けない方が良いので、階段を駆け上がったりして体を動かすのが良いと思います。状況により、運動が出来ないケースもありますが、出来る時は、気持ちをリフレッシュさせてから気持ちの整理をしましょう。
日頃から感謝ノートを書くのを習慣にする
悪口を言われてツライ思いをした事がある方は、二度と同じ思いをしない為に「感謝ノート」を始めてみて下さい。感謝ノートを習慣にしていれば、誰かに悪口を言われても、それ程気にならなくなるからです。
感謝ノートを書く際は、専用のノートを用意してやると良いでしょう。ノートに書かれた感謝の項目が増えるに従い、自分が如何に幸せな環境に居るのかに気が付けます。物事のポジティブな側面を見る癖も付きますので、誰かに悪口を言われたとしても「それでも私は幸せ」と思えるのです。
そもそも普段から感謝ノートを付けて、潜在意識をポジティブにしておけば、人から悪口を言われる事が無くなります。仮に悪口を言われる事があったとしても、「そうなの?」という程度にしか感じなくなるのです。
感謝ノートにデメリットはありません。ごく短期間で幸せな気分を味わえますので、是非、習慣にしてみて下さい。
何時も悪口を言われてツライなら脳に「おかしい」と言い聞かせる
職場で常に悪口を言われ、所謂、虐めに遭っている様な状態にあるなら、自分の脳に向かって「おかしい」と言い聞かせて下さい。
潜在意識による虐めの説明では、セルフイメージの低さが原因となります。自分で自分を否定する強い考えがあり、その考えに応じた現実が悪口を言われている状況になるのです。
この状況で、時間を掛けて潜在意識を書き換えるのは、現実的ではありません。思い切って逃げてしまうか、同じ職場に留まるなら、自分の潜在意識に向かって「ふざけるな!」と言えば良いのです。
「それで何が変わるの?」と思うかもしれませんが、「おかしい」とか「ふざけるな!」の前提は、虐めを受けていない自分にあります。職場の同僚と仲良く出来て、仕事も楽しくしているのが当たり前だと、潜在意識を書き換える行為になるという事です。
思い切り声に出して言う程効果がありますので、現実を一発で変える積もりでやってみて下さい。
アファメーションで自分に相応しい現実を引き寄せる
アファメーションをして潜在意識を書き換えれば、自分の望み通りの現実を引き寄せられます。
アファメーションについて知っている方も多いと思いますが、「既に潜在意識で引き寄せられた現実を生きている」という点を附に落ちる迄考えてみて下さい。
現在、誰かに悪口を言われているなら、あなたの潜在意識にある情報が原因となっています。良い現実だろうと悪い現実だろうと、引き寄せられた現実は、全て潜在意識によって叶えられた現実なのです。
この事を理解する為に「自分の人生は自分の責任だ。」の言葉を少なくとも1,000回は声に出して言ってみて下さい。声に出して言うと心が強くなるのを感じられますし、現実を自分で引き寄せているんだという事に気が付きます。
その上で、潜在意識を書き換えるアファメーションを習慣にすると、潜在意識の書き換えに成功し易くなります。「信じる者は救われる」と言われる様に、潜在意識の驚くべき力を信じる事から始めてみましょう。
まとめ
悪口を言われてツライ気分になるかもしれませんが、視点を変えれば、あなたがより魅力的になるチャンスだという事が分かると思います。悪口を言った相手を責める事なく、自己責任で問題に取り組めるのは、相当に魂レベルが高い証拠だと思います。
最初から悪口を言った相手に感謝したり、許したりするのは難しいかもしれません。しかし、自分の在り方を変えて問題を克服する、という基本が分かっていれば、出来そうな事から対処していけば良いだけです。
「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉もある通り、あなたならきっと乗り越えられる筈です。「そんな事もあったなぁ」と思える日が来ますので、頑張って乗り切って下さい。