みなさんこんにちは。今回はアマゾンの在宅勤務カスタマーサービスの体験談をテーマにお話ししたいと思います。
自宅で働く事を希望している方向けの在宅ワークは多数存在しますが、単価が安くてなかなか稼げなかったり、悪徳業者に騙されるリスクがあったりと、安心して稼げる仕事を探すのは難しいと言うのが実状です。ところが近年は働き方の多様化を推進する動きが活発になり、リモートワークやテレワーク等、オフィス以外の場所で働くスタイルを採用する大手企業が増えてきました。
その筆頭となるのが大手ECサイト「アマゾン」です。アマゾンでは電話やメール、チャットによるお客様からの問い合わせを自宅で対応する在宅勤務カスタマーサービスを随時募集しており、試用期間なし&時給1,100円と言う、在宅ワークの中ではかなりの好待遇を実現しています。
ただし、アマゾンが在宅勤務カスタマーサービスを募集し始めたのはここ数年の事なので、「本当に在宅で稼げるの?」と疑問を感じている方も多いようです。
そこで今回は、実際にアマゾン在宅勤務カスタマーサービスとして働いた経験のある2人の体験談を紹介します。
Contents
うつ寸前から復活!アマゾン在宅勤務カスタマーサービスで笑顔を取り戻したN.Tさんの体験談
32歳のN.Tさんは大恋愛の末に結ばれた奥様と2人暮らし。現在は幸せそのものの生活を送っていますが、実は2年前は今とは全く別の生活をしていたそうです。
「以前の会社は新卒で入社しました。ただ、お世辞にも高学歴とは言えない私では良い会社に就職する事が出来ず、長い就職活動の末に滑り込みで入社出来た零細企業でした」
それでも何とか就職できた会社なので、張り切って勤め始めたNさん。しかし、入社してまもなく、想像以上にハードな職場である事に気付きます。
「とにかく激務の一言です。私は営業マンでしたが、毎月厳しいノルマがあって、達成出来ないと上司に叱責されます。『役立たず』『会社の穀潰し』なんて言われる事はしょっちゅうでした」
「他の人も同様だったので、辞めていく同僚や後輩も多かったし、私自身も何度退職しようかと思いました。しかし、就職活動で何度も失敗した経験があったので、今の会社を辞めた所で果たして次の仕事が見つかるのかと言う不安があり、なかなか一歩を踏み出せませんでした」
朝起きたら体が動かない…病院で告げられた言葉に衝撃!
何とか若さを頼りに数年間勤め上げてきたNさん。ところが30歳になった時に大きな転機が訪れます。
「いつも通り朝起きたら、なぜか体が全く動かないんです。起きて仕事に行かなければいけないと思うのに、どうやっても体が動かせない。あんな経験は初めてでした」
当時交際していた現在の奥様に助けを求めたNさんはそのまま病院へ向かいましたが、そこで意外な言葉を告げられます。
「診察の結果、体の病気はないものの『うつになりかかっている可能性がある。専門の病院で診てもらった方がいい』と言われ、かなりショックを受けました」
「それでも体が動くようになったら復職するつもりでしたが、彼女(今の妻)から『もう見ていられない。私が働いて養うから今すぐ会社を辞めて!』と言われ、半ば強制的に退職させられました」
無理なく働けるアマゾン在宅勤務カスタマーサービスで見事社会復帰!
仕事を退職し、今の奥様と結婚したNさんは、しばらくうつの治療をしながら自宅で過ごしていましたが、同時に「今のままではいけない」と言う思いを抱えていました。
「古い考えの持ち主と言われそうですが、結婚したらやっぱり男が稼がないと…と言う気持ちがありました。でも就職活動に何度も失敗し、前の職場で散々『役立たず』と罵られた私の事なんて、どの職場も雇ってくれないだろうと思っていたんです」
「妻は決して私に働く事を強制しませんでしたが、ある時『あなたは自分をダメ人間だと思っているみたいだけど、あんなブラック企業で何年も働き続けられる忍耐力とタフさと根性は並大抵の事じゃない。他の会社なら出世してる』と言ってくれたんです。職場では叱責される事はあっても、褒められた事なんてなかったので目から鱗でしたね。妻の言葉をきっかけに、もしかしたら他の職場でやっていけるかも…と思えるようになりました」
働く意思を伝えると奥様は回復の証拠と喜ばれたそうですが、やはりいきなり外で働かせるのは不安だったようで、在宅勤務を勧めてくれたそうです。
「その時に知ったのがアマゾン在宅勤務カスタマーサービスでした。アマゾンが在宅勤務のスタッフを募集していたなんて知りませんでしたが、在宅ワークにしては待遇も良いし、正社員登用の可能性もあると知って、それなら…と応募する事にしました」
結果、見事採用されたNさん。契約期間6ヶ月と言うのも、自分にはちょうど良かったと振り返っています。
「とりあえず6ヶ月間、と言う感じで始められたのが良かったです。もちろん正社員登用を目指していたので手を抜いた訳ではありませんが、精神的に大きな重圧にならなかったのは個人的に助かりました。通勤もなく、仕事を始める1時間くらい前までゆっくり眠っていられるのでライフスタイルにゆとりが出ましたね。以前は1時間半掛けて会社に通っていたので、それも心身に負担を掛ける原因になっていたと思います」
「業務はメールやチャット、電話対応が主で、合間にミーティング等も行います。もちろん自宅にいながらなので、リラックスして仕事に取り組めました。お昼休みでは昼食後、仕事で不在の妻の代わりに家事をこなしたりもしました」
元々営業職でコミュニケーションスキルに長けていたNさんは、6ヶ月目に契約期間を更新。残り半年間で正社員登用を目指しています。
「わからない点はいつでも上司に質問出来るのですが、丁寧に細かく対応してくれます。これが普通なんでしょうが、最初はとても感動しました。慣れない内は戸惑う所もありましたが、そんな時は妻の言葉を思い出して、『自分ならこんなの簡単に乗り越えられる』と奮起しています。すると本当に乗り越えられるから不思議ですね」
「給与は以前の会社に比べると少し下がりましたが、正社員に登用されれば昇給制度もありますし、福利厚生が充実しているので不満はありません。仕事が終わればすぐに家で妻との時間も持てますし、転職して本当に良かったと思っています」
Nさんの場合、度重なる就職活動の失敗や、上司から繰り返し受ける叱責により、潜在意識に「自分はだめな人間だ」と言うネガティブな観念が植え付けられていました。
しかし、本来ならば負の財産であるブラック企業勤めの経験を、奥様が見事に正の財産へと変換してくれました。これをきっかけにNさんの潜在意識は徐々に書き換えられ、自信を取り戻して社会復帰に繋がったのでしょう。
アマゾン在宅勤務カスタマーサービスで専業主婦からワーキングママになったK.Mさんの体験談
現在40歳の主婦K.Mさんはご主人と小学生の娘さんの3人暮らしをしています。結婚後も事務員として働いていましたが、妊娠を機に退職し、以降はずっと専業主婦でした。
「小さな会社で育休制度がなかったのもありますが、専業主婦になった一番の理由は義母です。悪い人ではないのですが、子供が生まれたら女は家に入って子育てに専念すべし!と言う考えの持ち主で…」
「結婚する時も本当は壽退社を望んでいたそうですが、その時は夫が説得してくれて渋々引き下がりました。でもその時に『子供が生まれたら仕事は辞めて欲しい』とはっきり言われていて、後々角が立っても嫌なので、今度は私が折れた形です」
とは言え、初めての子育ては想像以上に大変で、当初は義母さんの「子育てと仕事の両立は無理」という言葉にも一理あるなと思っていたそうです。
ところが子供が小学生になると、周囲でワーキングママが一気に増えてきました。
「幼稚園の時は専業主婦の方もいましたが、小学校に入ると子供の送迎がなくなるせいか、働きに出るママさんが周りで急激に増えました」
「ワーキングママ達の話を聞いていたら、自分も仕事に戻りたいと言う気持ちが徐々に強くなっていって…。前職は普通の事務仕事で、特にやりがいを感じていた訳ではないのですが、一度社会から離れて家に入ってみると孤独感を感じるようになっていました」
「夫の収入だけでも生活は出来ますが、決して余裕がある訳ではありません。子供の学費やマイホームのお金を貯めたいと言う思いもあって、仕事を始めたいと夫に伝えました」
ご主人はすぐに理解してくれましたが、問題は義母さんで、猛反対に遭うのは目に見えています。そこでKさんは義母さんには内緒で、子供が小学校に行っている間だけの短期パートを始めました。
「フルタイムの仕事ではありませんが、久々に外に出て働く事で充実していました。収入も増えて、いい事尽くしだったのですが、比較的近距離に住んでいる義母に仕事している事を隠し通すのは難しくて…。日中に訪ねていってもほとんどいない、電話を掛けても出ない、一体何をしてるの?と夫を問い詰めて、ついに私が仕事をしている事がバレてしまいました」
当然、義母さんは激怒。「あなたに家庭と仕事の両立は無理」「子供がかわいそう」等、色々な事をまくし立てられてすっかり落ち込んでしまったそうです。
「悪い事は重なる物で、ちょうど私が仕事をしている時に、子供が学校で熱を出してしまったんです。学校には職場の電話を教えていましたが、私の携帯電話に掛けて出なかったので、万一の為の連絡先として登録しておいた義母の所に連絡が行ってしまって…。子供にこんな思いをさせるなら今すぐ仕事を辞めろと言われ、何も言い返せませんでした」
子供に励まされて再チャレンジ!アマゾン在宅勤務カスタマーサービスで育児と仕事を両立
パートを辞めた後、Kさんは再び専業主婦に戻りましたが、仕事をしていた時の充実感が忘れられなかったそうです。
「でも、また働くようになっても義母に反対されて辞めさせられるに違いないと思うと、仕事探しの意欲もなくなってしまって…。仕方ないと諦める事にしたんです」
ところがある日のお子さんとの会話が、Kさんの気持ちに大きな変化をもたらします。
「娘と話していた時、ふと『ママは何でお仕事辞めたの?』と聞かれたんです。本当の事も言えないので、『やっぱり大変だったからね~』と答えたんですが、すぐに『えー嘘だよ!ママお仕事すごく楽しそうにしてたもん。好きな事なら続ければいいのに!私にもそう言ってるじゃない』と返されて、ハッとしました」
「確かに娘には『好きな事なら続けなさい』とよく言っていましたが、親の自分がそれを実行出来ていなかったんですね。娘に対して示しをつける為にも、仕事に出る事を諦めちゃいけない!と思いました」
それからKさんは自分が仕事をする為には何が必要なのか、一生懸命考えたそうです。
「義母の反対を押し切って仕事をすると言う手段もありますが、それだと夫や娘にも悪影響が及んでしまう可能性があります。なので、義母との関係を崩さず、かつ自分が仕事に就く事を認めてもらうにはどうすれば良いか、その手段を模索しました」
「簡単な事ではありませんでしたが、私の中ではもう『仕事をする』と言うゴールが決まっていたので、後はその手段を探すだけです。不思議ですが、あれこれ悩んでいた時よりもずいぶん気が楽になりました」
そうしてKさんが辿り着いたのが、アマゾン在宅勤務カスタマーサービスとして働く事でした。
「アマゾンはよく買い物に使っていましたが、カスタマーサービスを在宅スタッフが対応している事は初めて知りました。シフトを見たら、18時~の時間帯があったので、これなら日中子供に何かあっても対応出来るし、夜なら夫がいるので子供のお世話も任せられるし、大丈夫かなと思ったんです」
「娘も私がまた仕事を始めた事を喜んでくれて、業務中は邪魔をしないでいてくれます。夫も協力してくれるので、今の所、家庭の事情で仕事に支障を来した事はありません」
そして、肝心の仕事内容や待遇にも満足しているのだそう。
「時給も私が辞めたパートよりいいし、福利厚生もしっかりしているので安心して働けます。以前は事務だったので、お客様対応の仕事は初心者ですが、パソコンの扱いはそれなりに慣れていますし、マニュアルがあるので対応に困る事もほとんどなかったですね」
「一度、どう対応していいのかわからなかった事があって担当の方に質問したのですが、素人にも分かりやすいように説明してくれたので安心しました。『仕事に慣れてきましたか』等、こちらを気遣ってくれる言葉もあったのが嬉しかったです」
ちなみに義母さんには、採用の通知があった時にご自身で報告しに行かれたのだそう。
「最初は辞めたばかりなのにまた…!と言う顔をされましたが、私なりに家事や育児に支障を来さずに働ける方法を考えたと言う自負がありましたので、堂々としていられました。仕事中も自宅にいるわけですし、子供が学校にいる間は自宅で待機していられるので、いつでも駆けつけられますから」
「私の意思が固い事と、ちゃんと家の事を考えて仕事を選んだ事がわかったのか、義母も渋々ではありますが認めてくれたみたいです。仕事については、義母に何を言ってもわかってもらえないと諦めていましたが、それは勝手に私が逃げていただけなんだって事に気付きました。働ける事はもちろんですが、今回の事で自分自身もよい方向に変われた気がします」
一度は失敗しながらも、娘さんの言葉でお仕事に再チャレンジする事を決意したKさん。仕事に関する条件だけでなく、義母さんへの説得も諦めなかった結果、最終的には理想の仕事を見つける事が出来ました。
まとめ
今回は、アマゾン在宅勤務カスタマーサービスで働くことを決めたお2人の体験談を紹介しました。
アマゾン在宅勤務カスタマーサービスは自宅で業務を行える事、サポート体制が充実している事等から、お2人のように様々な事情を抱えている方でも働きやすい環境となっています。一般的なパートやアルバイト、在宅ワークに比べると時給も良く、福利厚生も充実しているので、在宅業の中では比較的稼げる仕事と言えるでしょう。
ただし、あくまでも時給制である以上、働いた時間以上の報酬は得られません。もっと高収入を目指したいとお考えの方は、潜在意識の書き換えも行ってみましょう。潜在意識の書き換えで高収入を目指す方法については当サイトでもいくつかご紹介しておりますので、是非チェックしてみて下さいね。