みなさんこんにちは。今回は人が幸せになる為に絶対に必要な習慣とコツをテーマにお話ししたいと思います。
「幸せになりたい」とは誰もが一度は抱く願いでしょう。
しかし、ただ幸せになる事を願っているだけでは自分の夢や希望を叶える事は出来ません。
逆に、いくつかの習慣とコツを掴んでおけば、無理だと思っていた夢や願いも着実に引き寄せる事が可能です。
幸せになる為の習慣やコツは日常生活に取り入れやすい物ばかりですので、夢や希望、願望がある方は今日からすぐにでも実践してみましょう。
Contents
潜在意識が邪魔をしている?「幸せになりたい」と願うだけでは幸せになれない理由
幸せになる為には「幸せになりたい」と願うだけでは不十分と説明しましたが、誤解の無いように言っておくと、「こうなりたい」と願う気持ちが不要と言う訳ではありません。
「○○になりたい」「△△をしたい」と願う気持ちは、これから紹介する潜在意識の活用法の原動力であり、大切な第一歩でもあります。
ただ、「なりたい」「したい」と言う願望の裏には「いつかこうなりたい(したい)」と言う気持ちが潜んでいます。
「いつか」の定義は人によって異なりますが、少なくとも「今」ではありません。つまり「なりたい(したい)」と思っている人は、無意識の内に「今はとりあえずこのままでいいか」と考えているのです。
実は人には大きな変化を嫌い、現状を維持しようとするホメオスタシス(恒常性)のメカニズムが潜在意識に根付いています。
これまで安定していた物が大きな変化によって崩れ、身に危険が及ぶのを防ぐ為です。
その変化が自分にとって好ましい物であるかどうかはこの場合関係ありません。大きな変化が起ころうとすると条件反射で拒絶する、それがホメオスタシスです。
その為、「なりたい(したい)」と考えているだけでは潜在意識に根付いたホメオスタシスに抗えず、いつまで経っても夢や願望を叶える事は出来ないのです。
潜在意識を書き換えればどんな事でも上手く行く!幸せになりたい人が幸せを掴む為のコツ8選
自分が思い描く理想や夢、希望を現実にするには、潜在意識に根付いたホメオスタシスに対抗すると同時に、ネガティブなイメージを払拭する必要があります。
具体的にどのようにすれば良いのか、潜在意識を上手く活用するコツを紹介します。
自分にとっての幸せを具体化する
幸せと言うのは非常に抽象的なイメージで、人によって捉え方は千差万別です。
例えば同じように「美味しい物を食べると幸せを感じる」と言う人達がいても、その中には「ケーキを食べると幸せ」と言う人もいれば、「ステーキを食べると幸せ」と言う人もいます。
このように何に幸せを感じるか、どうなれば幸せと思うのかは人それぞれですので、まずは自分にとって何が幸せなのかを具体化しましょう。
既に具体的な夢や希望がある方は問題ありませんが、そうでない方は自分の好きな事ややりたい事を紙にひとつずつ書き出してみるのがおすすめです。
夢や希望と言った大それた事ではなく、「寝るのが好き」「アクション映画を見るのが好き」等、身近な所から初めてOK。
そうして一つずつ自分の「好き」を確認していくと、自分がどんな事に幸せや喜びを感じるのかはっきりしてきます。その過程でどうなれば自分が幸せになれるのか具体的な形が見えてくれば、潜在意識を書き換えるのに必要な夢や願望を把握出来ます。
「なりたい」ではなく「なる」事をイメージする
先程説明した通り、「なりたい」と願うだけではいつまで経っても夢や願望を実現する事は出来ません。
自分にとっての幸せの形が分かったら、「なる(する)」と断定的なイメージを思い描きましょう。
例えば仕事で昇進したいのなら、「部長になりたい」ではなく「部長になる」とはっきり宣言してしまうのです。
最初の内は「そんなの無理」と言う否定的な考えが思い浮かぶでしょう。変化を嫌うホメオスタシスの原理が働いているのと、心のどこかで「自分にそんな能力はない」と否定的な気持ちを抱いているのが原因です。
しかし、毎日「部長になる」と自分に言い聞かせていると、潜在意識が徐々に書き換えられて、自分が部長になった時の事を具体的にイメージ出来るようになってきます。
すると、そうなる為に何が必要で、どんなアクションを取ればいいのかが自然と理解出来るようになります。
潜在意識は全意識の9割以上を占めており、その人の内に眠っている能力を引き出す力を持っています。
潜在意識をフル活動させれば、幸せになる為に必要な行動のアイデアが次々と生まれて来て、最短距離で夢や希望を叶えられるでしょう。
自分を愛し、好きになる
幸せになる為には、何よりも自分を愛し、好きになる事が大切です。
例えばあなたに大嫌いな人がいたとして、その人の幸せを心の底から願えるでしょうか。それと同じで、自分の事を本気で好きにならなければ、自分で自分を幸せにする事も出来ません。
自分が嫌いと言う人は、これまでの人生経験に起因しているケースがほとんどです。
「いい成績を取れなかった」「恋人に振られてしまった」「仕事でミスをした」等の失敗を繰り返すと「自分はだめな人間だ」と思い込み、嫌気が差してしまいます。
失敗すると人は大きなショックを受けるので、その他の事が霞んでしまいがちですが、実際は今まで一度も成功した試しがない人はいないはずです。
大きな成功でなくても構いません。例えば「朝ご飯が上手に作れた」「たまたま入ったお店で可愛い雑貨が見つかった」等、日常の些細な喜びは全てあなたの成功にカウントされます。
そんな時は「ラッキー」と思うより、「上手に作れてえらい!」「私ってお店選びのセンスがある!」等、成功した自分を褒めてあげましょう。
そんな事で?と思うかもしれませんが、定期的に自分で自分を褒めてあげると、だんだん自分を好きになってきます。
自分を好きになれば本当の幸せを心から願えるようになり、潜在意識の書き換えもスムーズに行きやすくなります。
自分だけでなく、周りの人の幸せも願う
幸せになりたいと願う時、多くの人は「自分が幸せになりたい」と考えます。
そこに他人の入る余地はないように思えますが、実は自分が幸せになる為には、他人の幸福を願う心が必要です。
実は潜在意識は他人と自分を区別しません。その為、自分の幸せを願う一方で、他の人の事を「どうでもいい」「自分以外が幸せになるなんて許せない」と思っていると、自分にもその思いが返って来てしまいます。
自分の幸せを願うだけで精一杯の所、他人の幸せも願うのは簡単な事ではありませんが、他の人の幸せを願う思いはやがて自分にも返ってきます。
まずは自分の家族や友人等身近な人の幸せを願う事からスタートし、徐々に範囲を広げていきましょう。最終的には全ての人の幸せを願えるようになれば、潜在意識は自分を含む多くの人が幸せになる道を模索するようになるはずです。
善悪の観念はないのでシンプルに考える
実は潜在意識そのものには善悪の観念がありません。「私は正直な真人間だから良い事が起こるはず」と言った考えは潜在意識には一切通用しないのです。
潜在意識に影響を与えられるのは、繰り返し思い描くイメージと、実際に行った行動だけです。
世の中には、良い事をすると良い事が、悪い事をすると悪い事が返ってくると言う「因果応報」の理があるとされていますが、これは「善い人(悪い人)だから」ではなく、良い事(悪い事)をした結果が自分に返ってきたというだけの事です。
幸せを引き寄せたいのなら、自分がどういう人間かではなく、実際に行動を起こして結果が自分に返ってくるよう努めましょう。
否定的な考えはイメージしない
潜在意識は否定型を理解できません。
例えば「りんごを思い浮かべないで下さい」と言われたとします。
その言葉を聞いた時、ほとんどの人は瞬時にりんごを思い浮かべるでしょう。「りんごがある」事をイメージするのは簡単でも、耳で「りんご」と言う単語を聞きながら、それを思い浮かべないようにするのは困難です。
同じように「悪い事が起きない」と願っても、潜在意識が理解出来るのは「悪い事」の部分だけなので、悪い事を引き寄せてしまいます。
幸せになりたいのなら「不幸にならない」ではなく、「~になる」「~する」と肯定型でイメージするようにしましょう。
現実に直面し、受け入れる
潜在意識を書き換えている間、自分にとって良くない事が起きる場合があります。
すると「潜在意識を書き換えようとしても悪い事が起こる」と思い込み、途中で挫折してしまいがちです。
しかし、ちゃんと潜在意識を書き換えるステップを踏んでいれば、確実にあなたの願いや希望の引き寄せに成功しているはずです。
一見自分にとって良くない事のように見えても、トータルで見れば幸せになる為に必要な事だったと気づく日が来ます。
逆に現実を受け止められずに目を背けてしまうと、幸せになる為に必要な要素を見逃してしまい、幸せから一歩遠ざかってしまいます。
現実に起こる事と真正面から向き合い、しっかりと受け止める事が幸せに繋がるのです。
嫌な事、辛い事が起こったら逃げる
なるべく多くの人の幸せを願うのが自分を幸せにする鍵だと説明しましたが、理不尽ないじわるをしてくる人がいたり、あなたの事を恨んだり妬んだりしてくる人の事を好きになると言うのはなかなか難しい事です。
そんな時は、無理をせずに嫌な事、辛い事から逃げるのも一つの方法です。
無理に付き合って相手を恨んだり、憎んだりするようになるくらいなら、リスクを避けて心の平安を保つ事を先決した方がプラスになります。
負の感情を抱かないように生活していれば、考え方や捉え方も良い方向に向かうようになり、ネガティブな気持ちを抱きにくくなるはずです。
悪いのは相手なのに、なぜ自分が…と納得出来ない事もあるでしょう。
しかし、自分に負の感情や意識をぶつけてくる相手の側にいると、自分まで悪い感情に引きずられてしまいがちです。
「逃げるが勝ち」と言う言葉もあります。自分が幸せになる為には、あえて逃げると言う選択肢を採る必要もある事を心に置いておきましょう。
日常生活ですぐ出来る!潜在意識を書き換えて幸せになる為の3つの習慣
ここまで紹介してきた幸せになる為のコツを元に、今度は潜在意識を書き換える為の具体的な方法をお教えしましょう。
潜在意識を書き換えるには習慣化する事が何より大切です。日常生活に上手に組み込めば、知らない間に夢や願望を引き寄せる事が出来ます。
幸せになる為に必要な事を紙に繰り返し書く
潜在意識に「無理だ」「出来ない」と言ったネガティブな意識が植え付けられていると、どんなに「○○になる(する)」と願っていてもなかなか現実化する事は出来ません。
そこで必要なのが反復による潜在意識の書き換えです。
潜在意識は私達がこれまで体験してきた物や意識してきた事が積み重なって構築されているので、それを書き換えるには同じように意識を反復させて刷り込む必要があります。
具体的には、自分がしたい事、なりたい物を紙に15~20回ほど書き、それを声に出して読みます。
たったこれだけの事ですが、繰り返し行う事で無意識の内に潜在意識に刷り込まれ、幸せになる為の要素を引き寄せられるようになります。
この時大切なのは、「私は」等自分を主語にする事。また、「○○になる(する)」等現在進行形で断定的に書く事で、潜在意識に「誰が」「何になる(する)のか」を正確に認識させられます。
静かな場所で瞑想する
潜在意識は普段、顕在意識の影に隠れていて表に出てくる事はありません。
その為、こちらからアクセスするのは難しいのですが、瞑想をしている間は潜在意識に繋がりやすくなり、書き換えが容易になります。
瞑想と言うと専門的なイメージがありますが、リラックス出来る静かな場所と時間があればどなたでも実践する事が可能です。
具体的な方法は、自分がリラックス出来る格好になり、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。
その状態で、宇宙のエネルギーが自分に流れ込んで来る様子をイメージする一方、自分が大地に繋がっている様子を思い浮かべます。
その状態でゆっくり呼吸を繰り返して行くと、今ここにいる自分に意識を集中させる事が出来ます。
時には雑念が生まれてくる事もありますが、その時は無理に消そうとしたりせず、客観的に観察します。自分が今どんな事に気を取られているのか、どうなりたいと思っているのか、内面の心を知る事が出来るいいチャンスになります。
毎日小さな変化を取り入れていく
これは潜在意識を書き換える上で障害になるホメオスタシスへの対策です。
良い悪いに関わらず全ての変化を嫌う潜在意識の抵抗を防ぐ為には、日頃から変化に対して耐性を付けておく事が大切です。
例えばいつもと違うルートで通勤・通学をする。いつもと違うお店で買い物をする。いつもとは異なるファッションを試してみる等。
これらの変化は取るに足らない些細な物ですが、こうした変化を繰り返す事によって潜在意識は変化=危険な物と言う認識を改めるようになります。
そうすれば幸せになる為に必要な変化が起こった時も拒絶反応を示さず、スムーズに潜在意識の書き換えが行われます。
まとめ
今回は幸せになる為に必要な習慣やコツについてご紹介しました。
誰しも幸せになりたいと願う気持ちを持っていますが、ただ願うだけではその願望や希望を現実の物にする事は出来ません。
まずは自分が何を望み、どんな事に幸せを感じるかを明確にしてから、潜在意識を活用して幸せになる為に必要な物を引き寄せましょう。
潜在意識を書き換える方法は色々ありますが、願いを紙に書いたり、瞑想したり、小さな変化を取り入れたりと、日常生活に組み込みやすい物ばかりです。
最初はあまり変化を実感出来なかったり、逆にあなたにとって悪い事が起こったりするかもしれません。
しかし、どんな時も現実と向かい合って、本当の自分をしっかり向き合ってみましょう。
その過程で自分が本当に求めている物が分かったり、幸せになるヒントを掴んだりする事が出来ます。