みなさんこんにちは。今回はソルフェジオ周波数と潜在意識の関係をテーマにお話ししたいと思います。
ソルフェジオ周波数という言葉に馴染みの無い方も多いでしょう。
音は全て「周波数」というものを持っていますが、中でもソルフェジオ周波数は人の心身に癒しや活力アップをもたらすと話題になっています。
ソルフェジオ周波数は古くから知られる「グレゴリア聖歌」などにも含まれているとされ、詳細な由来は謎に包まれているものの、癒しや神聖な場で古くから使われて来た周波数だったようです。
周波数の種類によって音による効果は異なると言われていますが、9種類のソルフェジオ周波数はいずれも全体的に深いリラックスへと導き、前向きな気持ちにさせてくれると言われています。
潜在意識を書き換え、前向きな現実を引き寄せたい人にはぴったりのツールと考えられるでしょう。
しかし、そんなソルフェジオ周波数は、素人が用いると危険といった説もあるようです。
このページでは、ソルフェジオ周波数の特徴や危険性、実際に体験した結果をご紹介します。
Contents
ソルフェジオ周波数は9種類!いずれも癒しを助ける特別な音階
全ての音は空気の振動から成っています。その空気の振動の早さを表したものが周波数と呼ばれ、Hz(ヘルツ)という単位で表されています。
ヘルツという単位は何となく聞いた事がある方も多いかもしれませんが、実際に感覚としてどんな音の違いが出るのかまではピンとこない方も多いでしょう。
ヘルツ数というのは大きくなるほどに高い音、低くなればなるほど低い音として人間の耳に感知されます。
ソルフェジオ周波数とされる音には、以下の9種類があります。
- 174Hz:ソルフェジオ周波数のなかで最も低い音階で、心に落ち着きや安定をもたらす周波数とされています。
- 285Hz:自然治癒力をアップさせ、スピリチュアルな意味でエネルギーを整えると言われている周波数です。
- 396Hz:解放の周波数と呼ばれ、過去のトラウマや罪悪感など抱えている負の感情を解放するのに役立ちます。
- 417Hz:マイナス思考などから抜け出し変化を起こすのを促す周波数です。潜在意識の書き換えにも関係が深いと言えます。
- 528Hz:ソルフェジオの基本とされる周波数で「愛の周波数」とも呼ばれ、過度なストレスによる疲労を癒し、傷付いた細胞を修復するとも言われています。
- 639Hz:人間関係につながりのある周波数とされ、対立を和らげ愛をもたらす音階と言われています。
- 741Hz:表現力を増幅させる周波数と言われ、自由な能力の開花を助けます。
- 852Hz:直感力をアップさせる周波数とされている為、自己への気付きや目覚めを促すと言われています。
- 956Hz:活性化の周波数と呼ばれ、脳をすっきりと目覚めさせるようなソルフェジオの中では1番高い音階です。
これらのソルフェジオ周波数は特殊なヒーリングミュージックなどだけではなく、一般的な楽曲にも使われています。
例えばリラクゼーション効果が高いとされるエンヤの楽曲にもソルフェジオ周波数が頻繁に出てきます。また、有名なビートルズの楽曲にもソルフェジオ周波数が入っているものがあるのです。
音楽を聴きながら「なんだか落ち着くな」と感じる時には、ただの好みだけでなくソルフェジオ周波数が関係しているのかもしれません。
癒しを促進するソルフェジオ周波数は、簡単に誰でも取り入れられるヒーリング法なのです。
ソルフェジオ周波数が引き寄せに有効な理由は副交感神経優位になる為
癒しの音階とも呼ばれるソルフェジオ周波数が潜在意識や引き寄せに有効なのには理由があります。
ソルフェジオ周波数は音楽療法としても用いられていて、ソルフェジオ周波数の音を聴く事で副交感神経が優位になり心身がリラックスモードに切り替わります。
この副交感神経優位という状態が、実は引き寄せにもとても重要なのです。
人間は交感神経が優位な活動モードの時、例えば仕事中などは顕在意識の方が活発になっている為、潜在意識はほぼ眠っている状態です。
この状態でどんなにアファメーションを唱えても潜在意識にはなかなか響きません。
しかし副交感神経が優位なリラックス状態、例えば寝る直前のウトウトしている時などは脳波もアルファ波やシータ波に傾きやすくなる為、潜在意識にアクセスしやすくなります。
この脳波の状態で潜在意識の書き換えを行う事で、より早く確実な効果が期待出来るのです。
一般的な楽曲にも含まれるソルフェジオ周波数に危険性は認められない
ソルフェジオ周波数について調べてみると、「脳に影響を及ぼすものだから危険なのではないか?」という声もみられました。
しかしソルフェジオ周波数は薬などと違って心身に副作用を及ぼすものではありません。あくまでリラクゼーションの一種として気軽に取り入れられるものです。
マッサージを受けたりアロマを楽しむのと同じ感覚で一般の方が取り入れて問題ないと言えるでしょう。
ソルフェジオ周波数の音は、一般的な楽曲にも含まれている事があるくらいなので特別危険なものとは考えられていません。
ただ、音の周波数の中にはスピリチュアルな意味で「良い波動」と「悪い波動」とされる違いは存在します。
「良い波動」を持つ音は私達の心を落ち着け幸福感をもたらしますが、「悪い波動」とされる音は焦燥感や不安感をもたらす事があります。
例えば「ありがとう」という言葉はソルフェジオ周波数の528Hzを持つとされていますが、書籍「水からの伝言」の著者・江本勝氏によると「ありがとう」という言葉を書いたボトルの水からはとても美しい結晶が採れ、逆に「ばかやろう」と書いたボトルの水からは崩れたような結晶が採れたという実験結果がありました。
このように使い方によっては周波数が自然界に影響を与える事から、ソルフェジオ周波数もなんらかの危険な影響があるのではないかと考える方がいるようです。
しかしソルフェジオの9つの周波数は、どれも癒しの効果を与えるというだけのものであり、実際にソルフェジオ周波数が原因で極端に具合が悪くなるといった研究結果などは見られません。
色々な楽曲に普通に含まれているソルフェジオ周波数なので、もしそれらが危険だとすると全ての音楽を回収しなければならなくなってしまいますね。でもそんな事はまず無いでしょう。
実際には、ソルフェジオ周波数のヒーリングミュージックを聴いて「なんとなく落ち着かない、不安な気がする」といった個人差はあるかもしれませんが、それは単に個人ごとの好みや相性でしょう。その時の心理状態に合わない周波数であればなんとなく落ち着かない気分になる事はありえます。そんな時は無理して聴かずに、自分の気分に合ったものを探しましょう。
人に不快感を与える周波数・440Hzはソルフェジオ周波数ではない
ソルフェジオ周波数には人に害をもたらす影響は無いと言われていますが、音の持つ周波数の中には、人に不快感を与えるものも確かに存在するようです。
それは音で言うなら、赤ちゃんがぐずって泣く時の声や、パトカーなどのサイレンの音、人ごみの喧騒音などです。
これらの周波数は440Hzというもので、440Hzは一般的に人に不安感や焦燥感を覚えさせ興奮状態にしやすい音なのです。
440Hzの周波数は人に軽度のストレスを与え、注意を引く音になります。
サイレンの音は人に注意を促すものですし、赤ちゃんは何か危機や不安を感じて泣くものなので、人の注意を引くという意味では理にかなっているでしょう。
ただこの440Hzの音にずっとさらされていたら、軽度のストレス状態がずっと続く事になり、深刻なストレス障害につながってしまうかもしれません。赤ちゃんの世話をし続けるお母さんが育児ノイローゼなどになりやすいのは、こういった音の影響もあるのかもしれません。
440Hzはソルフェジオ周波数とは関係がないにせよ、普通の生活の中に存在する音なので私達はこういった周波数の影響を少なからず受けているわけです。
そんな現代人こそ、ソルフェジオ周波数のような癒しの周波数を取り入れてバランスを取っていく事が必要なのかもしれません。
ソルフェジオ周波数を実際に体験してみた感想
ソルフェジオ周波数は、実際に私達の生活にどんな変化を及ぼすのでしょうか?
ソルフェジオ周波数のヒーリングミュージックなどはネットでも簡単に購入出来ます。中には偽物もあるらしいので、知名度があって安心出来そうなメーカーのCDを購入して試してみました。
174Hzを聞くと仕事に集中出来るようになった
仕事中に意識が散漫になったり、集中力がなかなか続かない事は誰でもありますよね。
私はそんな落ち着かない気持ちの対策としてソルフェジオ周波数の174Hzを含むCDを、仕事中に聴いてみました。
気持ちを落ち着け、安定感や安心感をもたらすと言われる174Hz。実際仕事中にかけていた所、特別存在感のある音ではないものの不思議とソワソワする気持ちが無くなり落ち着くのが感じられました。
いつもは長時間仕事していると集中が切れてきて、頻繁に休憩に立ちたくなったり、関係ない事が気になり出して考え事をしたりしてしまいます。しかし174Hzを聴いていると、地に足がついた感覚になりいつもより長時間集中出来ていました。
582Hzを聞いて寝ると不眠が解消された
私は基本的に夜型生活になりやすく、夜はなかなか寝付けないタイプです。
しかし、ソルフェジオ周波数の最も基本とされる528Hzの入ったCDを毎日入眠時に聴いてそのまま眠りにつくというのを試してみた所、1日目からびっくりする効果を感じました。
いつも眠りにつくまで30分以上は布団の中で目覚めた状態が続いていたのですが、ソルフェジオ周波数のCDを聴いた夜は、いつ眠りについたのか自分でもわからないくらい自然に入眠していたのです。
明け方に少し目が覚めた瞬間はあったものの、いつものように鮮やかな夢を見て覚醒する事もなく、その日の夢は全く覚えていません。
その後しばらくソルフェジオ周波数を聴きながら眠る事を続けていますが、夜の寝付きが良くなった事で疲れが溜まらず、日中の体調も良くなったような気がします。
ちなみに入眠直前のウトウトする瞬間というのは、脳波がシータ波になり潜在意識の書き換えにも有効です。最近ではこの瞬間にウトウトしながらポジティブなアファメーションを唱えているのですが、覚醒している時に唱えるよりもずっとスムーズに意識に浸透している気がします。
639Hzを聞いて攻撃的な気持ちやイライラがなくなった
仕事場でもうひとつ試してみたのが639Hzです。639Hzは調和の周波数と呼ばれ、争いを鎮めたり人間関係のいざこざを調和させると言われています。対立するもの同士に愛をもたらし、統合していく周波数である639Hzを使ったらビジネスにおける人間関係も良くなるのでは?と思ったのです。
ビジネスの場ではどうしても日々の業務に追われストレスが多くなりがちで、人間関係もギスギスしやすいと思います。
私も仕事中にイライラする事が多かったのですが、ソルフェジオ周波数を利用するようになってから、前ほど攻撃的な気持ちにならなくなったと感じました。
639Hzをかけて仕事をしていると穏やかな気分になる為、何か思い通りに進まない事があっても急に怒ったり動揺したりといった気持ちになりづらいのです。結果、無駄な言い合いなどをしなくなり自分の精神衛生上もとても良かったと思っています。
741Hzでリラクゼーション効果を感じられ行動力がアップした
ソルフェジオ周波数の741Hzはコミュニケーション能力を活性化し自由な表現力をもたらすと言われています。私は休日に家でリラックスする時や趣味の料理をする時などにこの周波数を含む音楽をかけてみました。
リラクゼーション効果をアップさせる為アロマキャンドルなども利用して癒しの空間を演出してみたのですが、その時間を持つ事で凝り固まった脳がほぐれていくようにリラックスする感覚を味わえました。
それまで仕事で忙しい日が続くと休日は何もしたくないと思う事が多かったのですが、ソルフェジオ周波数を取り入れたリラックスタイムを持つ事で休日が楽しみになり、趣味の料理をより深める為に教室にも通うようになりました。
ソルフェジオ周波数を取り入れる前では忙しさに追われていて、そこまでの行動力は考えられませんでした。ソルフェジオ周波数のリラクゼーション効果がストレスを解放し、本来持っている興味の方向へと導いてくれたような気がしています。
741Hzは創造的な活動をしたい方、クリエイティブな仕事で成功したい方にも良いでしょう。行動力と表現力を高めてくれる事によって、その人の本来持っている創造力を引き出してくれるきっかけになるのではないでしょうか。
まとめ
ソルフェジオ周波数は、一般的な音楽の中にも含まれる特定の音の周波数です。催眠などとは異なり、人間の脳に危険を与える事などはまずありませんが、上手く取り入れる事でリラクゼーション効果が得られます。
心身を深いリラックス状態に導いてくれる為、潜在意識の書き換えをしたい方には併せて使うととても効果的なツールです。
人間の潜在意識は、活動モードの時にはお休み状態にある為なかなか書き換えられません。潜在意識の書き換えを行うにはリラックス状態で潜在意識にアクセスする必要があり、そのリラックスを促してくれるのがソルフェジオ周波数なのです。
最近ではヒーリングミュージックもとても一般的になり、ソルフェジオ周波数の入ったCDなども手軽に購入出来ますので、試してみる価値はあるでしょう。