みなさんこんにちは。今回は、ネガティブな人によくある特徴と改善策をテーマにお話したいと思います。
思考がネガティブになっている人には、幾つかの特徴が見られます。ネガティブ診断で自分自身をチェックすれば、心の状態を客観的に見れるようになります。
この記事では、ネガティブな人によくある特徴を大きく3つに分けて紹介しています。それぞれの対処の仕方、改善方法も説明していますので、是非、最後迄読んでみて下さい。
Contents
あなたの潜在意識の状態を確認しよう!ネガティブ診断チェック
あなたの潜在意識がネガティブになっているかどうかを確認するチェック項目を30用意しました。それぞれの項目が当て嵌るかどうかを確認してみて下さい。
潜在意識のネガティブ診断
- 自分と他人を比べてしまう事が多い
- 周囲の人の目が気になる事がある
- 引っ込み思案であると指摘される事がある
- 生きている事に申し訳なさを感じる事がある
- 自分自身の事を好きになれない
- 地味な服装を選ぶ事が多い
- 過去の出来事について後悔する事が多い
- どうしても許せない人がいる
- ファストフード等の不健康な食事を選びがちである
- おどおどしていると指摘された事がある
- 困難な状況になると簡単に諦めてしまう
- ストレスに対して弱い方だと思う
- 自信が無さそうだと指摘された事がある
- 積極的に行動するのが苦手だ
- コツコツと努力するのが嫌いである
- 失敗する事に恐怖を感じてしまう
- 自分自身を凄いと思えない
- 自分の事を完璧主義な方だと思う
- 過去に失敗した事を引きずっている
- 人に誇れる成功体験がない
- 他人を簡単に信用出来ない方である
- 付き合いが悪いと言われる事がある
- 両親のどちらか又は両方を嫌っている
- 人から裏切られた事がトラウマになっている
- 虐めや虐待を受けた経験があり許せないと思っている
- ルールや規則を破る人に対して厳しい方だ
- 人は簡単に他人を裏切ると思う
- 人の些細な嘘が気になってしまう
- 本音で話せる友人がいない
- 生き辛さを感じる事がある
潜在意識にある自尊心が低い人の特徴と原因
ネガティブ診断の最初の10のチェック項目は、自尊心の低さを確認するものです。該当すると回答した項目が多い方は、後で紹介する自尊心を高めるワークを行いましょう。
自分の事を嫌っている
自尊心が低いというのは、自分自身との繋がりが出来ていない人の事です。自分で自分の事を嫌っていて、愛してあげられないのが特徴です。
自分の事を好きになれないと自覚している人もいますが、煙草やお酒、ファストフード等の不健康な食事で自分自身を痛め付けている場合もあります。また、自分自身を許せていないので、過去に起きた嫌な出来事を何度も思い出してその度に不快な感情を味わっています。
他人に対して許せないと思っているのも、実は酷い扱いを受けた自分自身を許せていないという事です。
自分を嫌いになった原因を特定するのは非常に困難です。愛の無い両親の下で育ったり、高校や大学受験で失敗しりした経験が原因になる事もあります。
自分は価値が無いと思っている
自尊心が低い人は、自分の事を価値がない人間だという信念が潜在意識にあります。敢えて地味な服装を選んだりするのも、自分には価値がないと思い込んでいるからです。
また症状が酷くなっている場合は、無意識のうちに可笑しな服装を選んでしまったり敢えて肥満になるような食生活をしたりしてしまいます。
自分には価値がないと思い込みは、主に幼少期の母親との関係性が原因だと考えられます。人混みの中で逸れてしまった際に母親から見捨てられたという思い込みを持ってしまう事があるのです。
ただし、自尊心の低さを自分の母親の責任に転嫁してはいけません。自分に起きる全ての現実を自己責任で捉える事で自分を尊重する自尊心も育ってきます。
自分に自信がない
自尊心が非常に低い人は、見た目の印象に自信の無さが現れてきます。周囲の人の目が気になってしまったり、おどおどしているので挙動不審に思われてしまいます。
潜在意識の引き寄せは、自分が思っている信念についてそう思いたくなる現象が生じるというものです。自分の事が嫌いだ思えばそう思える現実を引き寄せ、価値が無いと思っていると再び価値が無いと思う現実が起きるという事です。
見た目の印象に自信の無さが現れてくると、次から次へとネガティブな現実を引き寄せます。自分自身との繋がりが上手く出来ていないと、他人との関係性を築く事は不可能です。
自尊心の低さは、人生を苦しくしてしまう非常に危険な考えです。心当たりがある方は、潜在意識を活用して克服しましょう。
潜在意識での自己効力感が低い人の特徴と原因
自己効力感は、目の前の課題や目標に対してどの程度「私なら達成出来る!」と思えるか、という指標です。自己効力感が高い人は、何でも出来ると思っていますが、そうでない方は自分の能力について否定的に捉えてしまいます。
自分の能力が信じられない
自己効力感が低いと、何かを成し遂げようとする際、自分にはムリだと思ってしまいます。自分の能力を信じていないので、コツコツ努力を続けるのが苦手で、ちょっとした事で簡単に諦めてしまう特徴があります。
また自己効力感が低い人は、積極的に行動するのが苦手だという人が多いです。そもそも出来ると思っていないので、やる気も出ません。何かを始めても直ぐに諦めてしまいます。
自分の能力が信じられない原因は、過去の失敗体験である事が多いです。希望していた学校に入れなかった、仕事で大きなミスをしたなどの経験が、その後の人生に大きく影響しているのです。
また「あなたにはムリ!」というネガティブな態度の親による暗示が原因という事もあります。
心当たりがある方は、潜在意識を書き換えて自信もやる気も満々の自分になるようにしましょう。
失敗に対する恐怖心がある
自己効力感が低い人の中に、失敗する事に強烈な恐怖を感じてしまう人が居ます。このタイプの人は、自己効力感が低いだけでなく自尊心も低いです。
自分は能力が低いと思い、更に能力の低い自分に価値が無いと感じてしまうのです。
このタイプは、人から嫌われる事が多くなります。自己否定の考えに苦しんでいますので、他人に対しても厳しくなってしまうのです。
例えば、何かに取り組もうとしている人がいたら「そんなの上手く出来る訳がない」と否定的な事を言いますし失敗した人を見て喜ぶ事もあります。
いわゆるマウンティングの問題にも繋がり、人生を苦しんで生きる事になりますので潜在意識のワークで対処した方が良いでしょう。
完璧主義である
完璧主義そのものは悪いものではありませんが、完璧になるという思い込みは危険です。ユダヤの法則にもある通り、人間はどんなに完璧にしようと努力しても22%の改善点を残すように出来ているのです。
完璧主義の人は、想像上の完璧な自分と常に戦い負け続けている人の事です。絶対に勝て無い相手を作って戦い、必ず負けるので日を追う毎に自信を無くしていくのが特徴です。
完璧主義の人も、自尊心が低い場合が多いです。完璧ではない自分を認める事が出来ず、存在価値が無いと思ってしまうのです。
完璧主義の人は、自分に対しても他人に対しても、粗探しをしてしまう癖があります。他人の欠点を指摘するようになると、誰からも相手にされなくなるのは時間の問題です。
潜在意識に人間不信を抱えている人の特徴と原因
人間不信の考えが潜在意識にあると、人生で生き辛さを感じてしまう事があります。誰も信じる事が出来ず、人に裏切られる事を恐れているので孤独を感じてしまうのです。潜在意識的には、信用出来ない人ばかりを引き寄せる事に成りますので、心当たりがある方はしっかりと克服しておきましょう。
他人を許せない
誰かに対して許せないと感じた事があり、未だ許せていない場合に人間不信となる事があります。許せないのは、両親だったり親しい友人等、比較的自分に近い関係の人が多いと思います。
また人から裏切られたり虐められた事が原因で、自分自身を許せなくなるケースもあります。きちんと自己主張をしたり、言い返せなかったりした自分を許せず、信じられなくなっている状態です。
潜在意識的には「やはり人を許せない」と思える現実が引き寄せられます。他人がついた嘘が気になったり、信じてた人に冷たくされたりしてしまいます。また決まり事を平気で破る人が現れ、許せないという感情に苦しむ事もあります。
他人との距離が縮まらない
人間不信の人は、無意識のうちに他人との距離を取ろうとします。自分がどれだけ明るく振る舞い、親しみを持って接したとしても仲良く出来ません。
本人は、親しくなりたいと思っているのに誰かに「付き合いが悪い」とか「近付き難い」と思われます。
潜在意識を活用して、コミニケーションを上手にとっている自分をイメージしたとしても、問題が解決する事はありません。自分や他人を信じられなくなっている根本的な原因を解決し、その上でコミュニケーションを学ぶ必要があります。
もし、職場や学校等で「誰とも仲良く出来ない」という問題に悩んでいるなら、自分が人間不信になっていないかどうか考えてみましょう。
人に裏切られる恐怖心がある
人間不信の方は、人から裏切られる事に対して過度に恐怖を感じている場合があります。過去に人から裏切られたり、虐めを受けた経験がトラウマとなり、その時の記憶が癒されていないのが原因です。
このような状態にある方は、誰かがついた何気ない嘘に過剰に反応したり、約束を守らない人に対して猛烈に攻撃をしたりします。
人から裏切られる事への恐怖に心当たりがある方は、過剰に反応する必要が無い事を納得出来る迄考えてみて下さい。人を裏切ったり、平気で嘘をつくような人は、あなたにとって重要な人物ではありません。裏切る人に対して怒りや嫌悪感を感じるかもしれませんが、あなたが持っている記憶により神経が反応しているに過ぎません。
裏切りに対して過剰に反応しそうになったら、自分の脳に向かって「大丈夫!大丈夫!」と語り掛けると良いでしょう。
潜在意識を活用した前向きになる為の改善策
潜在意識を活用すれば、ネガティブな考えによる問題は克服出来ます。即効性がある潜在意識のワークもありますので、自分に心当たりのある症状に応じたワークを行いましょう。
自尊心を高める潜在意識ワーク
自尊心を高める最も簡単な潜在意識ワークは「自分を許します」と「自分を愛します」の2つの言葉を繰り返し何度も唱えるやり方です。言葉を唱える際は、特になにも考える必要はありません。家事をやりながらでも歩きながらでも出来ますので、1日1,000回を目安に唱えるようにしましょう。
また、自分と他人の幸福を願う慈悲の瞑想も非常に効果的です。他人の健康や幸福、豊かさ等を肯定していきますので、自分自身に対して素晴らしいと思える様になります。
また慈悲の瞑想はしっかりやろうとすると30分位掛かりますので、簡単に行える斎藤一人さんの朝の祈り「私と私に関わる人全てが豊かで健康で美しくなります。何とかなる。何とかなる。何とかなる。」を唱えるのでも良いでしょう。
自分に出来そうな方法を選んで習慣にすれば、何時の間にか自尊心が高くなり、今よりももっと自分の事が大好きになれます。
自己効力感を高める潜在意識ワーク
自己効力感を高める方法では「自分は凄いんだ」の言葉をひたすら唱えるのが効果的です。この言葉を繰り返し何度も言っていると自分が凄い存在であり、何でも出来るような気がしてくるのです。
この言霊の特徴は、自己効力感に加えて自尊心も高まる事です。自尊心も自己効力感も低い方は「自分は凄いんだ」を唱えるの習慣にしましょう。
またノートを1冊用意して自分に凄い能力がある理由を書くのを習慣にするのも非常に効果があります。この際自分では凄いと思っていなくても、自分に出来る事をどんどん書いていくのがオススメです。
毎日20~30分位時間を掛けて書いていると、自分の能力についてポジティブに捉える癖が身に付き今迄よりも前向きにチャレンジ出来るようになります。
人間不信を克服する潜在意識ワーク
自尊心を高める潜在意識ワークをすると、自然に人間不信も解決出来ます。ここでは、更に自分も他人も信じられるようになる為に有効な潜在意識ワークを紹介します。
まず、気軽に取り組める方法としては「自分を信じます」の言葉を繰り返し唱えます。「他人を信じる」ではないのか、という人もいますが自分に対して肯定的な見方が出来れば、他人に対しても信じられるようになるのです。
人間不信は、自分の事が信じられていない状態です。自分を信じる事が出来れば他人を信じられるようになりますし、他人にも優しくなれます。
また、ホ・オポノポノの「御免なさい。許して下さい。有り難う。愛してます。」を繰り返し唱えるのも効果があります。言葉を唱える時は、解釈を交えず呪文を唱えるような気分でやると上手く出来ます。
頭の中の言葉をポジティブにする
何も考えていないような時にポッと否定的な考えや言葉が思い浮かぶ事があります。ネガティブな状態になっている時は、脳内で交わされている言葉に囚われた状態になってしまう事もあります。
逆に、頭の中の言葉をポジティブに変えていくと、自尊心や自己効力感が高まり、人間不信の問題があったとしても解決します。
言葉をポジティブに変えていく方法は、その都度声に出して修正していくのが最も簡単です。但し、脳の働きにより、何時の間にか止めてしまうという事があるので、ノートに書き出して修正していくのでも良いと思います。必ず現実が変わるので、潜在意識の働きで倦怠感が生じる事もありますが、ポジティブになる為だと思い、頑張って続けましょう。
まとめ
思考がネガティブになっているのを「そんな事位で!」と思う人もいますが、非常に危険な状態です。
潜在意識の働きによって、不運と思える現実が引き寄せられてしまうからです。場合によっては、事件や事故、病気等を引き寄せたりもします。潜在意識のワークで克服しておく様にしましょう。
もし、潜在意識のワークをする時間がない場合は、ポジティブな言葉を選ぶようにするだけでも効果があります。
少なくとも、愚痴や泣き言、悪口等は絶対に言わないようにして下さい。魅力のある言葉だけを口から出すようにすると潜在意識的にも良いでしょう。