みなさんこんにちは。今回は職場の人間関係が上手くいかない人の特徴と解決方法をテーマにお話したいと思います。
人間関係の問題はどうにもならないと思いがちですが、潜在意識を活用すれば、意外と簡単に問題が消えてしまう事もあります。ただし、相手の悪口を言ったり、責める気持ちを持ち続けたりすると、なかなか問題は解決しません。人間関係を改善する為の方法も詳しく紹介していますので、是非、最後まで読んでみて下さい。
潜在意識で人間関係が上手くいかない人の性格的な特徴7つ
職場の人間関係が上手くいかない人には、性格にいくつかの特徴があります。ここでは、性格の特徴を7つ紹介していますので、自分に当てはかどうかをチェックしてみて下さい。
人の悪口を言う事が多い
人の悪口を沢山言う人は、人間関係が上手くいかないだけでなく、人生そのものをダメにする事が多くなります。最終的には誰にも相手にされなくなり、孤独に生きていくしかなくなります。
人間の脳は、言葉をイメージとして捉えているので、主語を理解出来ないと言われています。
私達人間は、親や兄弟等の自分に近しい人の言葉を重く受け止める特徴があります。親が最も自分に近しいと思うかもしれませんが、実は、自分自身の言葉が自分に最も大きな影響を与えています。悪口を言って最も影響を受けてしまうのは、自分自身だという事です。
悪口を言い続けて幸せになる人は、1人も存在しません。悪口を言う事に心当たりがある方は、これからは自分の為にも二度と悪口は言わないと決心する事が大切です。
自慢話をして人から褒められようとしている
人から褒められるように努力をする人は、苦しい人生を生きる事になります。人を利用して自分の機嫌を取ろうとしているので、スピリチュアル的には、エネルギー泥棒という扱いをされます。
人間には、褒められる努力をする人と何もしない人、褒める努力をする人の3つのタイプがあります。どのタイプが幸せな人生を歩めているかは、明らかだと思います。人間は、褒められる努力をするのではなく、褒める努力をして幸せになれるのです。
潜在意識的には、人を褒める努力をすればする程、自尊心が高くなり、自分も他人も好きになれます。褒める努力が出来る人は、人の粗探しをする人の正反対にいる人です。
幸せで魅力的な人間になりたいなら、自慢話はするのではなく、させるようにすると考えると良いでしょう。
人を見下したり小馬鹿にした態度を取ったりしている
人の事を見下したり、小馬鹿にしたような態度を取ったりしている人の人間関係は、上手くいくはずがありません。しかし、実際にそういう人がいるのも事実ですので、潜在意識の癖でやってしまっているのかもしれません。
人を見下すような態度は、因果を教える仏教では、非常に恐ろしい結果を引き寄せると教えられています。絶対に人を見下せないような健康状態になったり、そういう状態で来世に産まれたりする結果になると言われています。
また、この宇宙の法則について、与えたものが与えられ、奪ったものが奪われるという言い方をする事があります。人を見下したり馬鹿にしたりして人の気分を害している事は、その人が幸せに生きる時間を奪っているという事なのです。そういう意味でも恐ろしい結果を引き寄せると考えられますので、絶対にしないようにして下さい。
人の話を全然聞いていない
人の話を全然聞かないタイプの人は、人と上手くコミュニケーションが取れません。自分の話ばかりを一方的にする人とは、誰も関わりたいと思わないからです。
人の話を聞けない人は、人生を不幸に生きる事が多くなります。特に、本も読まず人の話も聞かない人は、自分の思い付きの思考だけを頼りに生きないといけないのです。
人間は、人から聞いて学ぶか本を読んで学ぶかのどちらかでしか学べません。学ぼうとしない人は、人生で思い知らされて学ばないといけないと気付かされるだけです。
人生の最後になって、「これでは上手くいかない」という1つの事しか学べないのは、非常に勿体ない事です。しっかりと人の話を聞いて自分が学び、役に立った事は、人の為に惜しみなく教えてあげるのが、徳を積む生き方と言えます。
感情の起伏が人よりも大きい
感情の起伏が大きい人は、人に気を使わせるという意味で、やはりエネルギー泥棒という位置付けになります。特に、ちょっとした事で感情的になって怒るような人は、周囲から煙たがれてしまうのは当然の事です。
例えば、自宅で奥さんと喧嘩をして腹を立てている人が職場に怒りを持ち込んで来るという事があります。このタイプの人は、自分の怒りの原因が何であっても、怒りの矛先が見つかれば、そこに怒りをぶつけてきます。奥さんに腹を立てているのに、部下に八つ当たりをするようなタイプです。
他人から見ると、このように感情の起伏が大きい人は幼稚に見えるものです。心当たりがあるという方は、しっかりと自分の言動を確認して、改善しなければならないという意識を持つようにして下さい。
人によって態度が全然違う
接する相手によって態度を変える人は、職場では孤立してしまう事が多くなります。上司に対しては丁寧に接する事が出来ても、同僚や部下に対しては不遜な態度を取ってしまいます。人によって態度が多少変わる事は、誰にでもあると思いますが、程度が大きい場合は、潜在意識の考えに間違いがあると考えられます。
少し厳しい言い方をするなら、人によって態度を変える人は、差別の考えを持っている人です。自分を基準にして、下に見る人と上に見る人とで差を付けて、無意識のうちに態度を変えているのです。
とても残念ですが、差別の考えがある人には、何一つ魅力がありません。潜在意識のワークをしっかりと行って、差を付けない考え方が出来るようにする事を考えた方が良いでしょう。
仕事の手柄を自分のものにしようとする考えが強い
仕事の手柄を横取りしようとする考えがあると、職場では、やはり嫌われる存在となってしまいます。このタイプの人は、根本的な部分では、人から褒められる努力をする人と同じです。自分が褒められたい、認められたいという気持ちが強く、他人の事が一切考えられない状態になっています。
手柄を横取りしようとする人には、人の気持ちを思いやるという余裕がありません。職場でコミュニケーションが取れていたとしても、いつ裏切られるか分からないと周囲の人は考えているでしょう。
仕事の成果を上げる事に努力する人は素晴らしいと思いますが、人の成果を奪う事に意識が向いている人は、仕事も出来ないタイプの人だと思います。人の上に立つ人間を目指すなら、喜んで自分の成果を与える位の器量を持つようにしましょう。
人間関係に問題がある人の潜在意識にある根本的な考えの間違い
人間関係に問題がある人の特徴について説明しましたので、次は、潜在意識にある根本的な問題について紹介します。潜在意識の深い部分でどんな間違いがあるのかが分かれば、どのように対処すれば良いかも分かるはずです。
自己否定と自分に対する嫌悪の考えを持っている
職場での人間関係に問題がある人の多くは、自分自身に対して否定的な考えを持っています。否定的な考えとは、劣等感の事です。
人間は、何かをきっかけに劣等感を持ってしまうと、人に嫌われる特徴を持つようになります。例えば、人の悪口を言ったり、人を見下したりする事をします。これは、無意識レベルで人の評価を下げて自分を安心させたいと考えているのです。褒められる努力をしてしまうのも、自分の事をダメだと思っているので、認められたいという気持ちが出過ぎてしまっている状態です。
劣等感がある人は、自分自身で自己肯定感を上げる努力をするべきです。人の評価を下げる事ではなく、自分で自分の評価を上げる努力をする方法で劣等感は克服出来ます。
他人を変える事で人間関係の問題が解決すると考えている
人間関係が上手くいかない人の多くは、自分には責任が無いという考えを持っています。その為、人を変えようとしてしまい、誰にも相手にされなくなるという事を繰り返しています。
人間関係の問題は、全て自分に責任があるという姿勢で考えないと、絶対に解決する事はありません。人とのコミュニケーションで問題があると思う方は、自分に問題が起きているのを人の責任にして考える癖が無いかどうかを考えてみて下さい。
少し冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、人間関係に問題があって困っているとするなら、困っている人に問題があるので、困っている人が変わらないといけないのです。どんなに嫌なタイプの人間が職場にいたとしても、問題は、嫌だと思っている人が変わらないと解決しないという意味です。
頑固が美徳だとどこかで考えている
年配の世代に多くいますが、潜在意識レベルで頑固である事に魅力を感じてしまう人がいます。頑固な人は、決して自分の意見を曲げませんし、人の意見も聞こうとしません。職場に頑固な人がいると周囲の人は困ってしまいますが、当の本人は、「一本筋が通っていて格好良い!」位に思っています。
昔の職人さん等なら、その考えで生きていけたかもしれませんが、現代では苦しい生き方になってしまうだけです。例えば、未だに女性蔑視をしているような男性は、頑固で筋を通しているのではなく、知性に問題があるとしか見られません。「俺は昔から計算はそろばんなんだ!」という同僚がいたら、それを持って帰って下さいと思われるだけです。
頑固に魅力はありません。まずは、その事をしっかりと理解しないと、人間関係が好転する事は無いでしょう。
私が試した潜在意識を活用した解決方法5つ
ここからは、私が実際に試した、人間関係を良くする潜在意識のワークをご紹介します。難しいものや手間が掛かるものはありませんので、皆さんも是非、試してみて下さい。
ホ・オポノポノで自分を許す為のワークを行った
自己否定の考えが自分にも少しあると思っていたので、ホ・オポノポノの言葉をひたすら唱えている期間がありました。「御免なさい。許して下さい。ありがとう。愛してます」というだけなので、食事の支度をしている時や散歩中、車の運転をしている時等、出来る限り唱えていました。
言霊を使った潜在意識のワークは、非常に効果があると思っています。少し時間は掛かりますが、潜在意識が書き換わって心が満たされた瞬間がはっきりと分かります。
毎日、最低でも1,000回、多い日は3,000回位を1年ほど続けていました。人間関係も少しずつ良くなっていく実感があったので、1年続けられたのだと思います。
「自分を許します」や「私は自分が大好きです」も大きな効果があるので、好きな言葉を選んで唱えてみて下さい。
否定的な言葉を二度と発しないように決意した
昔の私は、愚痴や泣き言のような否定的な言葉を多く使っていました。潜在意識や引き寄せの理解が深まるにつれて、「これではいけない!」と思うようになり、二度と否定的な事は言わないように決意しました。
最初は、否定的な事を一切言わない理想の自分をイメージして、その自分を演じるという事をやりました。最初は、少しぎこちない感じだったと思いますが、次第に明るく前向きな言葉だけを選ぶ理想の自分に少しずつ馴染んでいったように思います。
この理想の自分を演じるという事をすると、潜在意識が書き換わり、ちょっとしたネガティブな言葉にも敏感に気付けるようになります。その後は、否定的な言葉や思考に気付いた時に、その都度訂正するようにしていきます。決意をして演じるだけなので、是非やってみて下さい。
陰で人を褒める努力をした
私は、陰口を言うタイプではありませんでしたが、陰口が運勢を大きく悪くする事を知り、その反対の陰褒めをやってみました。最初は、1日1回だけ「△△さんって、こういう所素敵よね!」と言うようにしていただけです。
この陰褒めには非常に強力な効果があり、人間関係が一気に上手くいくようになりました。直接、本人に伝えるよりも喜んで貰えたり、相手の潜在意識に上手く入ったりしていたのだと思います。
褒める所は、本当に些細な事ばかりです。「頭の回転早いよね」とか「笑顔が素敵だよね」等、気が付いた事を人伝いに伝えていただけです。職場の人間関係で上手くいっていないと感じている方は、今すぐにでも陰褒めをやってみて下さい。1ヵ月もしないうちに大きな効果があり、人間関係もスムーズになるでしょう。職場だけでなく、ご近所の人や親戚関係等、他の人間関係でもやるようにすると良いと思います。
瞑想をして常に心の状態を良好に保つようにしていた
ポジティブな気持ちでいようと思っても、やはり多少は、否定的な感情になる事があります。否定的な感情や考えを溜め込まないように、夜寝る前に瞑想をする習慣を身に付けました。瞑想には色々なやり方がありますが、私は単純に心が無になる時間を作るという感覚で行います。
やり方は、チベタンベルを鳴らして、その音だけに意識を集中していると、やがて音が消えた時に無の境地を体験出来るというものです。瞑想する時間は特に決めていませんが、5分~15分で終わらせる事が多いです。
お坊さんの修行のような本格的な瞑想は、何度か試してみましたが、私には合わずに辞めてしまいました。人によっては、向き不向きの瞑想があると思いますので、いくつかの瞑想法を試して、自分に合った方法を選ぶというのが良いと思います。
常に感謝の言葉を伝えようと努力をした
人間関係の基本は感謝にあると思っていましたので、意識して感謝出来る事は、相手に伝えようと努力していました。夫婦関係もそうですが、感謝していると思っているだけでは相手に伝わりません。しっかりと言葉にして伝えるようにすると、やはり、人間関係がスムーズになるのを実感出来ます。
感謝の言葉は、職場以外の人にも必ず伝えるようにしています。感謝している気持ちを伝えないだけで人間関係が悪くなるのは、非常に勿体ないと思っているからです。
まとめ
人間関係が上手くいかないのには、必ず理由があります。その理由を自分以外の人に向けてしまう人もいますが、理由は必ず自分の中に存在します。人間関係が上手くいかないのを人の責任にしてしまうと、更に人間関係が悪化して負のループにはまってしまいます。
私達の人生において、人の責任にして良い事は1つもありません。全ての出来事を自分の責任と捉えると、強い心で生きられるようになります。
潜在意識を活用すれば人間関係は良くなっていきますので、諦めずに、出来そうな事から行動を始めましょう。