みなさんこんにちは。今回はシングルマザーの再婚率と婚活サイトの利用をテーマにお話したいと思います。
最近は結婚する男女の4組に1組が再婚だそうです。離婚する人が増えているためでしょうか。しかし、離婚歴のある女性でも子供がいるのといないのでは、再婚率に差があるようです。
やはり、いきなり他の男性との子供の父親になるのは難しいと考える男性も多いのでしょうし、女性側も1度結婚に失敗して、また失敗するのはイヤだから、と考えるケースも多いでしょう。
そこで、婚活サイトを運営している知人であるH.Tさんに、実際はどうなのかを伺ってみました。婚活サイト運営者から見た、シングルマザーが再婚しやすくなるポイント等も教えて頂きましたのでご紹介します。潜在意識の書き換えに活用出来そうなものもありますよ。
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シングルマザーの平均年齢は33歳・再婚率は約26%
H.Tさんが運営されている婚活サイトでは、シングルマザーやシングルファーザー等特定の条件でも相手を探せるシステムになっていて、多くのシングルマザーが登録されているそうです。
H.Tさんの婚活サイトでは、シングルマザーの平均年齢は33歳で再婚率は約26%だそうです。離婚歴はあっても子供がいない女性の再婚率42%と比べるとやはり低めです。
これにはいくつか理由があって、
- 元々男性が婚活で希望するのは、独身で30代前半までの女性が多く、それ以外は敬遠されやすい
- 親が息子の結婚相手として離婚歴がある女性、特にシングルマザーを嫌がる
- いきなり血の繋がりの無い子供の面倒を見るのに抵抗を感じる男性もいる
- 子供を愛せる自信がないから、子持ちとわかった時点で対象外と思う男性がいる
- 子供に本当の父親(元夫)と比べられるのが嫌だ
等が挙げられます。
男性は、自分の血を受け継いだ子供が欲しい、と考える人も多いです。再婚して実子が生まれたとしたら、妻の連れ子と同じように愛情を注げるか分からない、という意見もあるようです。
再婚相手の連れ子に虐待等をする悲しい事件も後を絶ちませんし、そうした心配をされる男性も多いのでしょう。しかし、その反面
- 一度結婚に失敗しているから、初婚同士よりも失敗が少なそうだと思う
- 子供が懐いてくれた
- 彼女の過去を含めて好きになるから、子供がいても関係ない
- 色々経験していて落ち着いているから、穏やかな結婚生活が送れそう
と言った肯定的な意見を持つ男性も沢山いらっしゃるそうです。
30代のシングルマザーの場合、子供の年齢は0〜2歳が最も多く、次に3〜5歳が多いので、新しい父親にも抵抗なく良い関係を築きやすく、再婚率が高いようだとH.Tさんはおっしゃっていました。
子供が小さい方が成婚率は高め
H.Tさんが運営している婚活サイトでは、ユーザーの悩み相談にも対応されていて、シングルマザーの方からも色々な話を聞いていらっしゃるそうです。
幼い子供は新しいパパに違和感なく懐けますし、再婚相手の男性も子供が素直に甘えてくるので、父性が芽生えやすく自然と家族になりやすいようです。
学校に上がる年齢になると、母親の再婚を期に名字が変わったり、転校が必要になる等、生活環境への影響が大きくなります。特に難しいのは、小学4年生くらいから中学生までの思春期真っ盛りの子供がいる場合だそうです。
「恥ずかしさもあるんでしょうが、母親の彼氏を素直に歓迎できずに反発するお子さんもいるようですし、逆に再婚について理解して祝福してくれるケース等色々です。反発された場合は、ゆっくり話し合い時間をかけて理解してもらえるよう努力が必要だとアドバイスしています。ただ単に、素直に祝福する気持ちを表に出せないだけかもしれませんし。高校生くらいになると、自分の人生についても考え始める時期だからか再婚に理解を示しやすく、友だちみたいに仲良くなったというケースもありますよ。『母は再婚しないと幸せになれないかもしれないから』と再婚を後押ししてくれる子もいました」
子供の年齢によっては対応が難しくなる場合もありそうですね。
婚活サイト運営者から聞いた「シングルマザーが再婚に成功する秘訣」とは?
ここからはH.Tさんに教えて頂いたシングルマザーが再婚に成功するポイントをご紹介します。いずれ再婚して幸せな家庭を持ちたいと、潜在意識の書き換えをされているシングルマザーの方にも是非知って頂きたい事ばかりです。
「どうせ再婚出来ない」と諦めない
結婚に失敗して離婚したからと言って卑屈にならず、また人を好きになれる、私と子供の事を好きになってくれる人は絶対に現れる!とポジティブな気持ちで過ごす事が大切です。心にも余裕が出来てくるので良い出会いをする可能性が高いそうですよ。
潜在意識の書き換えでもポジティブで明るい気持ちで過ごす事が大切です。再婚なんて出来ないと諦めずに、再婚後の素敵な生活を潜在意識にしっかりと書き換えてみましょう。
元夫の悪口は言わない
離婚原因について元夫のせいだと話すのは止めた方が良いでしょう。男性にしてみれば、元夫の話なんて聞きたくないものです。
それどころか、「今後も何かあったら自分ではなく相手のせいにしそう」や「気が強そう」と思われて敬遠されてしまう可能性が高くなってしまうからだそうです。
元の旦那様だけではなく、何かと人のせいにしてしまうのは良い人間関係を築くためにもおすすめ出来ません。潜在意識の書き換えを行っている場合も、人の悪口を言うだけで、結婚生活に対してネガティブなイメージが書き過えられてしまうので、注意が必要です。
ネガティブな発言はネガティブな物や人を引き寄せる
ネガティブな発言を繰り返していると、潜在意識がネガティブな方に寄っていってしまうと、身の回りにはネガティブな物や人が集まってきます。これを引き寄せの法則と呼びます。
人の脳は欲しい情報を取捨選択しています。例えば、賑わった飲食店で友人に熱中している場合、周囲の雑音は耳に入ってきません。それと同様に、ネガティブなイメージを抱え込んでいると、意識的にネガティブな情報ばかりが目についてしまいます。
逆に潜在意識がポジティブであれば、自分が望む物や人、結果を引き寄せられます。
女性としての顔と母親としての顔を見せるバランスが重要
シングルマザーにとって再婚は子供の気持ちを無視出来るものではありません。特に子供に父親(元夫)を慕う気持ちがある時は、再婚をほのめかすタイミングに気をつけた方が良いようです。
しかし、再婚した相手に対しては、子供が大切だからと何事もそちらを最優先にしてしまい、相手に母親としての顔ばかりを見せるのも問題です。恋人として、女性としての顔もちゃんと見せないと再婚への道は遠のいてしまいます。
再婚は父親選びではなく、自分にとってふさわしいパートナーであるかどうかも大切だと言う事を忘れないで下さいね。
潜在意識への書き換えを行う際にも、子供との事ばかりではなく、再婚相手と2人で過ごす時間についても書き換えを行うと良いですよ。
再婚相手に期待し過ぎてはダメ
前の結婚で失敗したから、今度こそは幸せに…と思う気持ちは私にもすごく分かります。
しかし、子供に対して「こんなパパになってほしい」と言うように自分の理想を押し付けるのは相手の男性にとっては、かなりのプレッシャーになってしまいます。それが原因で再婚が上手くいかなかったケースもあるとH.Tさんもおっしゃっていました。
再婚後の生活への期待が大きい分、相手に求める物が多くなってしまわないように注意が必要です。理想の家族像に近づけるのではなく、理想に向かって一緒に成長していけるような関係を目指しましょう。
潜在意識の書き換えでは、理想が現実になったかのように想像し続ければ、現実もその理想に近づく事で願いが叶いやすくなりますが、理想に近づけたいからと相手にそれを押し付けるのとは違います。
それに、相手にあれこれと要求する貴女の表情は、笑顔ではなく眉間にシワが寄っているかもしれませんよ。潜在意識へ良い働きかけをするためにも、笑顔を絶やさないようにしましょう。
相手もバツイチの場合は離婚原因の確認と子供同士の相性を見極めよう
相手がシングルファーザーだった場合、お互いに1人で子育てする大変さも共有出来ますし、デートも子供一緒に過ごせるため、再婚率が高い組み合わせだとH.Tさんもおっしゃっていました。しかし、気をつけた方が良いポイントもあるそうです。
再婚する前に相手の離婚原因を確認しましょう。離婚の理由が価値観の相違等であれば良いのですが、男性側の金銭問題や浮気等が原因だった場合は、再婚しても繰り返す可能性があるので、注意が必要との事です。
どうしても聞きにくい場合は、まず自分から離婚の原因を話すと良いそうです。その時は、前の結婚ではこういう点で失敗したので、今度はこういう事に気をつけたいと誠実に伝えるのがおすすめです。
また、お互いが子連れ再婚の場合、自分と相手の相性が良くても、子供同士の相性が合わなければ再婚は難しいと考えましょう。
H.Tさんの運営される婚活サイトを利用されているシングルマザーには、お互いに子供の扱いには慣れていても実子への接し方との違いに悩んだり、しっかり育てなきゃと思うあまり厳しく接したり、自分の子育て法を押し付けてしまうのでは、と悩まれている人も多いそうです。
小説や映画の設定でもよく見かけますが、思春期の子供同士が親の再婚で兄弟になる場合等も、現実では色々と難しいケースも多いそうです。
子供同士の相性が良かった場合は、すぐに仲良くなれるので再婚しても円満な家庭になりやすいそうですよ。
潜在意識へ書き換えを行う場合、より詳細にイメージする事が効果的です。どんな相手と再婚してどのような生活をするのか、細かくイメージする際に、相手の離婚原因や子供同士の理想の関係等も詳細に想像してみるのはどうでしょう。
シングルマザーが婚活するのに適した婚活サイトとは?
子育てに仕事にと多忙な日々を過ごしているシングルマザーにとって、婚活に時間やお金を沢山つぎ込むのは難しい事です。そこで、おすすめなのが空き時間を有効活用してスマホで簡単に利用出来る婚活サイトですが、ネット上には数多くの婚活サイトが存在します。
その中でも、シングルマザーが婚活するのに適している婚活サイトを選ぶためには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。婚活サイト運営者のH.Tさんから再婚が決まりやすい行動についても伺いました。
中には詐欺まがいのサイトもあるそうなので、こんな事があったら要注意といったポイントも併せてご紹介します。
「婚活サイトでも、シングルマザーやシングルファーザーの会員数が多いサイトや、シングルマザー・ファーザー専門の婚活サイトがあります。そういうサイトだとそういう相手を求めている人ばかりなので、出会いは多いですよ。検索条件でも特定の条件で探すと効率が良いです」
「中には高額な費用を請求する悪質サイトや、結婚詐欺師まがいに騙されるといった事件もあります。登録する前に口コミ等を確認する事をおすすめします。また、単なる遊び相手を探すために利用する人もいるので注意して下さい。会員同士でクレームがあれば、サイト運営側も対処が出来るのですが…」
「定額料金の婚活サイト等では登録してすぐにメッセージを送ってきたり、コピーした文面を大勢の人に送る人もいます。そういった『誰でも良い』的な人とのメッセージのやり取りはおすすめしません。また、明らかにプロフィールや写真が出来過ぎな人も注意が必要です」
「気になる相手を見つけたら、チャットやメールを自分から送る事が大切です。待っているだけではなく、自分から行動しましょう。相手から返事が来たら、文章の内容や返信のタイミング等からどんな人か想像し、自分と合いそうか判断します。プロフィールに公開する写真は笑顔の物がおすすめです。アプリ等で盛るのは止めておきましょう。プロフィール内容に関してはネガティブな表現は避けて、明るく、正直に記入すると良いですよ。実際に入会して比較的短期間で再婚成立された会員さんは、皆さん笑顔で明るいイメージの写真で、ご自分の事を正直に出していた人ばかりです」
潜在意識の書き換えを行いながら婚活サイトで再婚出来たシングルマザーの体験談
ここからは、潜在意識の書き換えを母娘で行いながら婚活サイトで再婚相手を探し、成功された30代前半のシングルマザーであるC.Kさんの体験談をご紹介します。
「娘が生まれてすぐに離婚しました。実家の両親に助けてもらいながらも、仕事と子育てでクタクタの毎日を送っていました。再婚も考えなくもありませんでしたが、そんな時間も体力もなく、このまま1人で娘を育てていく事に不安な気持ちも抱えていました。そんな時、幼稚園に通うようになった娘が突然『どうして私にはパパがいないの?』と聞いてきました。娘にほとんど関心がなかった元夫は、離婚してから一度も娘に会おうとはしませんでしたから、娘がそう思うのは当然の事です」
「娘はそれから外出先で仲良さそうな親子を見る度、幼稚園のお友だちにパパの話をされる度に泣き出すようになりました。クリスマスにサンタさんからのプレゼントを聞いても『パパが良い!パパが欲しい!』と言うだけです。実家の親にも再婚を考えてみては、と勧められるようになりました」
「そんな時、婚活サイトの存在を知りました。これなら空き時間にメッセージやメールをスマホで確認するだけなので私にも出来ると思い入会しました。女性は入会金がかからないのが良かったです。婚活サイト入会とほぼ同時期に、以前から興味があった潜在意識の書き換えを始めました。毎日、理想の再婚相手と娘と3人で暮らす楽しい生活を想像して、なりきってノートに書き綴るのは楽しかったです。あまりに楽しくて娘が寝た後だけではなく、休日のちょっとした時間にも書くようになっていました」
「楽しそうにノートに何かを書いている私を見て、娘が何をしているのか聞いてきました。◯◯(娘)にパパが出来るとしたどんな人がいいか、3人でどんな事をしようか、想像して書いていると教えると、『私もやる!』と言い出したのです。娘はまだ3歳で、字はほとんど書けませんが新しいノートを1冊与え、好きなように使わせました」
「私が潜在意識の書き換え用ノートに書き綴ると、それを真似するように娘も自分のノートに何かを書くようになりました。ミミズのような、記号のようなものを書いていますが、『パパが出来たら、◯◯(場所)へ一緒に遊びに行きたい!』等とニコニコしながら私に教えてくれます。娘のためにも潜在意識の書き換えタイムを夕食後すぐに変更して、毎日母娘で楽しく書き綴るようになりました。以前は他の子のパパを見かける度泣いていた娘でしたが、今では帰宅してからノートに『私もパパが出来たらしてもらうの〜!』と楽しそうに鉛筆を走らせる日々が続きました」
「潜在意識は無意識に働くものらしいので、もしかすると無垢な娘のおかげかも知れません。素敵なパパが出来て、ママと一緒に幸せになりたいという娘の願いが叶いました。婚活サイトでとても素敵な男性と知り合い、再婚出来たんです!初婚の人でしたが、娘の事もすごく可愛がってくれて、娘も彼が大好きになりました。最近では、幼稚園のお友だちに妹や弟が出来た子も多いらしく、私も妹が欲しい〜!と例のノートに書き込んでいるようです。私もこっそり同じ願いを書いているので、その願いももう少ししたら叶いそうな気がします」
幼いうちから潜在意識を書き換える事で再婚後の幸せが訪れた
この年頃の子供が親の真似をするのは良くある事ですが、潜在意識の書き換えを行う3歳児は稀なケースかもしれませんね。
でも、親子で楽しく書き換えが行えた結果、素敵な再婚が出来たのかもしれません。近い内にまた新しいお願いも叶う事を私も祈っています。
まとめ
最近は結婚する男女の4組に1組は再婚だというデータもありますが、再婚率は子供がいない離婚歴のある女性(42%)よりもシングルマザー(26%)の方が低いそうです。
婚活サイトを運営している知人にも聞きましたが、婚活でも人の悪口を言わない、明るく正直にメッセージのやり取りをする等潜在意識の書き換えとの共通点も多くあるようです。
どうせ再婚出来ないと諦めずに、潜在意識の書き換えを行いながら明るい気持ちで再婚に成功したシングルマザーの方もいらっしゃいますし、やはり願いを叶えるならば、ポジティブな気持ちを持ち続けて前向きに行動する事が大切なのではないでしょうか。