みなさんこんにちは。今回は、シングルマザーや専業主婦が子育てしながらでも出来る仕事をテーマにお話したいと思います。
シングルマザーや専業主婦の家庭で問題となりやすいのが収入面です。子供1人に必要な教育費は、幼稚園から大学まですべて公立に通った場合でも約1,000万円と言われています。しかし、シングルマザーや主婦が仕事と家庭を両立させながらそれだけの収入を得るのはとても大変な事です。
そこで今回はシングルマザー経験を持つ私が、シングルマザーや専業主婦にオススメの仕事やその特徴をご紹介します。今家庭と仕事を両立させようと尽力している人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
Contents
シングルマザーや専業主婦の仕事選びで重視すべき5つの点
シングルマザーや専業主婦にとって、安心して働ける環境は必要不可欠です。
では、シングルマザーや専業主婦はどのような仕事に就けば良いのでしょうか。以下にオススメしたい仕事の特徴を載せています。仕事探しに悩んでいる人は是非参考にして下さい。
将来に繋がる仕事である
まず大前提として、将来に繋がるような仕事を選びましょう。
将来とはいってもご自身だけの事ではありません。子供や老後も含めて考えるようにして下さい。
子供が小さい頃は、急に子供が体調を崩して仕事を早退したり休んだりと、安定した収入を得るのが難しいかもしれません。しかし小学生くらいになると、多くの子供が体力もつき、急な休みも減ってきます。また学童に預けたり、鍵っ子としてお留守番をさせたりすれば、フルタイムで働く事も可能です。
ただし、子供が大きくなってから急にフルタイムで仕事をしようとしても、理想とする職場に雇ってもらえない可能性は高いです。そうならない為にも、子供が小さい頃から将来に繋がりやすい職場を考えながら経歴を積み、安定した収入を得られるのがベストといえます。
在宅でも稼げる
昨今、働き方が多様化している影響で在宅勤務やリモートワークで生活をしている人が増えてきました。昭和や平成初期の時代では考えられなかった事が、いまの時代では起き始めているのです。ただこうした働き方は、子育てと収入を両立させたいシングルマザーや専業主婦にとってはとても画期的な事といえます。
会社によって在宅勤務に関する取り決めが異なるので、もし選ぶ際はしっかり規約を確認するようにしましょう。
福利厚生が充実している
福利厚生の充実も、シングルマザーや専業主婦に嬉しいポイントです。特に以下の条件があると、シングルマザーや専業主婦にとって働きやすい環境であると考えられるでしょう。
- 子供預けられる託児所完備
- シフト制(急な用事にも対応化)
- 時短勤務可
- 産休・育休制度あり
- 交通費全額支給
- 残業・休日出勤なし
この中のどれを重要視するかは、子供の年齢や生活環境によって異なりますが、最低でもシフト申請が細かい所にした方が良いでしょう。その方が急な用事に関しても柔軟に対応出来ます。
人によっては「固定給の方が安定した収入が得られる」という考えを持っていますが、その分フレキシブルな働き方がしにくくなる傾向にあります。子供が小さいうちは、固定給は選ばない方が得策です。子供が中学生くらいになり、手があまりかからなくなったら安定した収入を得られる職に変えてみましょう。
はたらく人数が多い職場である
はたらく人数が多い職場もシングルマザーや専業主婦にオススメです。なぜなら、人数が多いと突発的な休みになったとしても代わりが利くからです。特に子供が小さいうちは急な発熱や、体調不良が起こりやすい時期の為、いざという時人数が多く、柔軟に対応出来る職場を選んだ方が良いでしょう。
人数が多いと一人ひとりの仕事量も均等に分配出来る為、はたらく人数が少ない職場よりも仕事のストレスや責任感が軽減される傾向にあります。さらに、様々な境遇で働いている人との情報交換も出来、子育て以外の面でも充実さを得られるでしょう。
「主婦歓迎」の文言が入っている
主婦歓迎と書かれている職場を選ぶのも良いでしょう。なぜなら、そのように書いている職場には、シングルマザーや専業主婦に最適な環境が整っている事が多いからです。特に「特定求職者雇用開発助成金」という制度を取り入れている企業はシングルマザーを積極的に採用している可能性が高いのでオススメです。
職場に自分と似た境遇のシングルマザーや専業主婦がいると、急な休みや呼び出しがあっても互いに気持ちが分かるという点で精神的な負担が軽くなります。シングルマザーや専業主婦が集まる職場の場合、労働時間や給与は少なくなる可能性はありますが、それでも働きやすさは抜群に良いはずです。
いまはタウン誌のような紙媒体での募集だけではなくネット上での募集がほとんどですから、検索部分に「シングルマザー・専業主婦歓迎」等と入れるだけでも数多くの仕事がヒットします。その中から、自分のやっていけそうな職種や将来に繋がりそうな仕事を選ぶと良いでしょう。
シングルマザーや専業主婦にオススメの仕事5選
シングルマザーや専業主婦にオススメの仕事の特徴が分かったうえで、どんな仕事がオススメなのかを具体的に見ていきましょう。世間では「キツイ」「ノルマがありそう」「正規の時間で働かせてもらえない」と思われがちな意外な仕事も、シングルマザーや専業主婦にとっては強い味方になる事もあります。もし仕事選びで困っているのであれば、以下で紹介する職種の中から選んでみても良いかもしれません。
介護職もしくは介護施設の事務員
少子高齢化に伴い、介護職や介護施設の需要はかなり高まっています。2025年には超高齢者社会になると予想されている事からも、今後も介護関係の仕事には注目が集まり、将来を見据えた仕事へと展望する価値は充分にあると考えられます。
ただ介護の仕事は24時間体制で行われている事がほとんどです。その為子供がまだ小さい家庭や、多感な時期にある子供を持つ家庭の場合、柔軟な対応が出来ず苦労するかもしれません。そのような人は介護施設の事務員という仕事を探してみましょう。
介護職員として現場で働くよりも収入は下がってしまうかもしれませんが、事務員の仕事は24時間体制ではありません。施設によっては時短勤務も可能である事もある為、仕事と子育てを両立しながら生活する事も可能です。
保険の外交員
元々営業関係の仕事をしていた女性や、セールストークに自信がある人は、結果が全ての保険の外交員として仕事をしてみても良いかもしれません。
基本的に契約数を伸ばせば、その分「契約手当」がつく事もあります。つまり実力があれば、非常に高い収入が得られるのです。実力さえあれば、休みをとっても何も言われる事はありません。
ただ、この仕事を収入源としていく為には、契約候補者や契約継続希望者とのコミュニケーション能力や保険に関する知識が必要になってきます。その為、保険に関する仕事が初めての方がフリーの保険外交員として働くのはオススメ出来ません。
また、契約者を身内や友人で固めるのもオススメしません。なぜなら、友人や身内で固めてしまうと友人や身内とトラブルが生じたり、距離を置かれて関係性が悪化する可能性もある為です。
医療事務
医療事務は、収入面も他の職種と比べて高く安定している為シングルマザーや専業主婦にとって人気の職種です。医療事務の場合、仕事の内容も様々で主に「受付・案内業務」「カルテ管理業務」「レセプト業務」の3つに分かれています。どれもそこまで難しい資格は必要ありませんが、以下の4つの資格を持っていると給与アップや仕事のやり易さ、採用の範囲等が変わるでしょう。
医療事務技能審査試験 | 医療機関での受付業務や診療報酬請求事務業務のスキルを問われる試験。 数ある医療事務関連の試験の中でも最もスタンダードな資格。日本最大級の医療事務試験としてもよく知られており、日本医療教育財団の主催によって実施されている。医療業務に関する業種能力と知識を判断されるのが特色。 合格率:約62% |
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医療事務 管理士技能認定試験 | 日本で最初に出来た医療事務資格。 技能認定振興協会(JSMA)が実施しており、主に医療保険制度、診療報酬の仕組みについて知識を学び、正確な算定をする事が出来る能力と技術を証明する事が可能。受付、治療費計算、診療報酬明細書作成、カルテ管理といった医療事務業務のサポートを担当する事が出来るようになる。 合格率:約48.5% |
診療報酬請求事務能力認定試験 | 診療報酬請求事務に従事する人材の資質向上を目的として、厚生労働省が唯一認定した資格。 原則として2年に1度改訂される診療報酬点数に向けて最新の点数表と処理能力が身につく。 合格率:約41.6% |
医療事務認定実務者 | 接遇、マナー等特に受付業務に求められる知識とスキルを身に付けた人が手に入れられる資格。 医療事務の総合的な慣例が身につくとも言われており、初心者向けに推奨されている。 合格率:99.9% |
コールセンター業務
コールセンター業務は、一般的に働く人が多い仕事として有名です。その為急に仕事を休まないといけない場合でも大人数でカバー出来、シングルマザーや専業主婦が働くには最適といえるでしょう。
ただ気をつけないといけないのは、コールセンターの種類です。コールセンターは主に発信専用と受注専用に分かれており、発信専用のコールセンターを選んでしまうとノルマが課せられてしまう可能性があります。一方、受注専用のコールセンターであればノルマ等はほぼ無く、電話がかかってくるのを待つだけなので発信用コールセンターよりは楽かもしれません。一般的にコールセンターは時給も高いので、要領さえつかめれば、それほど負荷は大きくないでしょう。
1つ注意点を挙げるとするならば、どちらもクレーム対応は必須であるという点です。例え電話越しだったとしても罵戯雑言を浴びせられれば心は傷ついてしまうものです。もしそのようなクレーム対応が嫌だという人は、他の職種を選んだ方が良いでしょう。
Webライター・アフィリエイター
Webライターやアフィリエイターは家でも収入源が増やせる仕事として近年需要が増えています。特にライターに関しては、PC環境さえあればどこでも出来るという利点があり、子育てと両立しやすいのがメリットです。
ただ1案件に対する価格は他の職種と比べ低く、文章執筆に慣れて数をこなせるようにならないと安定した収入を得る事は出来ません。低いと1円あたり0.3円(1,000文字書いて300円)という低価格で募集している所もある為、仕事を選ぶ際は注意が必要でしょう。
アフィリエイターも同様で、実際に安定した収入になるには時間がかかる為、最初はよほどの事がない限り他の仕事と掛け持ちを余儀なくされるでしょう。ただ、どちらも波に乗ればとても良い収入源になるので、根気よく継続する事をオススメします。
金銭的に余裕があるなら投資ビジネスがオススメ
もし金銭的な余裕があるのであれば、投資で収入源を増やすべきでしょう。実際に私も、様々な副業やネットビジネス、FXといった投資関連のビジネスを駆使し、年収5,000万円を手にする事が出来ました。
その中でも特にオススメなのは、株と不動産投資です。株に関しては自宅で子育てしながらも運用出来、不動産に関しては家賃収入という形で毎月お金をもらえるという利点があります。「子育ても収入も両立させたいけど働くのは難しそう」という悩みをもっている人は、是非投資ビジネスを検討してみて下さい。
収入を上げたいなら潜在意識の活用がオススメ
ここまで読んで、「私には難しいからやめよう…」と思った人もいるかもしれませんが、それはとてももったいない事です。なぜなら私も最初は同じような考えを持っていましたが、潜在意識を書き換えた事で、いまの収入と子育てを両立させられたからです。
そもそも潜在意識というのは、人の心の奥底に宿る思いや意識の事を指します。ここに宿る思いや意識は「引き寄せの法則」によって良くも悪くも事象として引き寄せられてしまうと判明されているのです。したがって思いがマイナス方向に強ければ、ネガティブな事象しか生み出さず、逆に思いがプラス方向に強ければポジティブな事象が生み出されます。
この法則を活用しない手はありません。もしシングルマザーや専業主婦としての収入を上げたいと感じているのであれば、収入や今回の方法に関するマイナスな潜在意識をプラスに書き換える事から始めましょう。
書き換える方法はアファメーションというのを用いるのがオススメです。アファメーションは自分自身にかけるプラスの言葉を指し、以下のようなセリフが該当します。
- 私はシングルマザー(専業主婦)として充実した生活を送っている
- 私は子育てに充分な収入を得られる人間だ
- 私はいまの生活にとても満足している
- 私は収入が○○万円で豊かに暮らしている
- 私は職場環境の良い仕事に就けて幸せだ
このように、どんな事でもプラスに宣言する事で自分の中の潜在意識を書き換えられるのです。毎朝5分で構いませんので、まずはこのアファメーションを継続して唱える所から始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
シングルマザーや専業主婦にとって、子育てと仕事・収入の両立は極めて難しく大変な事です。今回ご紹介した内容が、大変な中でも両立を目指して頑張っている女性の手助けとなりましたら幸いです。
潜在意識を書き換えて、自分の思い描く最高の生活を送れるようにしましょう!